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“花がかれた後に春であったことを知る”-ノムヒョン一周忌

2010年05月23日 | 管理人のつぶやき
★今日はノムヒョン前大統領の死去一周忌だ。この日、ポンハで一周忌が厳かに行われた。全国を巡回した追悼コンサートは今日、釜山大学とソウル市庁前広場での同時実況コンサートで幕を閉じる。
思えば昨年当ブログでノムヒョン追悼リレーを行った。様々なメッセージを頂いた。この企画、ぼくはなにも書かなかった。そして三ヶ月後、ポンハに訪れ浄土院の墓前で想いを伝えてきた。永遠に忘れません。永遠にぼくの記憶に残し、あなたの歩んだ道に従うと誓った。
それから一年、民衆は今どのような選択をするのだろうか。
チョナン号事件の北魚雷説を民衆はどの様に眺めているのだろうか。金大中、ノムヒョンと続いた統一への夢はまた、否定されるのであろうか。北風と蘆風、はたして民衆の選択は…。
今日も祈るような気持ちで朝鮮半島を見る。namsang


“花がかれた後に春であったことを知る”
[ルポ]ノ・ムヒョン前大統領1周期追悼式

2010年05月23日(日)リュ・ジョンミン記者( dongack@mediatoday.co.kr)


“静かに余生を農作業しながら生きようとした人をそこまでボロボロにして"
“あそこの畑で今も,耕しているような気がする”
60代の村の婦人がボンハ村の畑を見ながらつぶやいた。 そして長いため息をつく。

ノ・ムヒョン前大統領一周忌追悼式が開かれた23日慶南金海ボンハ村には、また人の波が押し寄せた。


この日は一日中豪雨と霧雨が降り続いた。しかし、人々は次から次へと押し寄せた。

ボンハ村の入口には訪問客らを迎える黄色い風船がなびいていた。 ノ・ムヒョン大統領と黄色い風は妙に交わる。


市民らが目を赤くして大声で泣く姿は、昨年も今年も違わなかった。

彼を象徴する麦わら帽子、孫娘とボンハ村の野原を走った自転車のも展示場を見ながら、訪問客はノムヒョンを偲んだ。

この日追悼式の司会は放送人キム・ジェドン氏が担当した。 黒色ネクタイを締めたキム・ジェドン氏は、物静かな声で追悼式を進めた。 愛国歌で始まり光州5・18 30周年行事では禁止された曲ーあなたのための行進曲の二曲が繰り返し流された。

ハン・ミョンスク前国務総理は追悼式の間、ずっとクォン・ヤンスク女史のそばで沈痛な表情で一緒にいた。

1年前“守って差し上げることができなくて申し訳ない”と話しながら‘涙の追悼辞’を伝えた彼女は、全野党陣営ソウル市長候補として地方選挙に出馬した。

今回の追悼辞はイ・ヘチャン前国務総理が行った。 前総理は“花がかれてはじめて春であったのを知る”と述べた。

この日ポンハには10万を越える人波が押し寄せた。

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