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小規模美容店が高利益を挙げる経営法

2018-08-14 09:47:12 | 日記
今回のテーマは「小規模美容店が高利益を挙げる経営法」です。
何故、このテーマか?     ・・今、小規模店が「追い風」を受けています。その根拠は以下の通りです。  ・・・(全国消費者調査)・・・。

◆大規模店の特長。
1,「全国展開」
  2,「総合的」
  3,「量」
  4,「画一性」
  5,「無難」
  6,「効率性」

◆小規模店の特長。
  1,「地域密着」
  2,「専門性」
  3,「質」
  4,「個性」
  5,「本物」
  6,「感性」

この調査結果によれば、1から6までの全てが小規模店に向いています。
  つまり、「地域」・「専門」・「質」・「個性」・「本物」・「感性」 
といった切り口が、これからの美容店経営におけるキーワードですが、まさしくピタッと当てはまります。

今まさに、個人経営の美容室が経営改革を起こす時の到来です。
ここで小規模サロンの経営手法を「老舗の経営に学ぶ」ことにします。
老舗とは100年以上経営を続けている経営体を言いますが、日本には創業100年以上の経営体が34,394あり、これは世界中で日本がダントツです。 
そこには日本的経営の源流と言われる経営思想があります。それが商人道です。
老舗の経営のほとんどが、この商人道の思想の下に営々と受け継がれています。
「賢者は歴史に学ぶ」と言いますが、その最も賢い方法は老舗の経営に学ぶことです。
なぜ「歴史を学ぶのか」と申しますと、歴史は繰り返されているからです。
例えば、100年前の本を読むとしましょう。
そうすると、そこには100年の間、その本が歴史に淘汰されずに生き残って来た事実があります。
従って、それだけ価値のある内容と言えます。

私が経営の支柱としたのも「商人道」です。
「商人道」は約200年も前から日本的経営の思想として伝えられ、今なお多くの老舗が経営の支柱としています。
「マネジメントの父」とも呼ばれ、20世紀最高の経営学者と言われる P・ドラッカーですが、
そのドラッガーより約200年も前に、既に「利益の合理性」を明快に説いていたのが「商人道」です。
ここでは「商人道」を基に、「小規模美容店が高利益を挙げる経営法」について提言して参ります。


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