4.自店の強みは何か。
経営は、「やってみたら上手く行った」という場合もあります。
但し、それは「単発勝負」・「短期決戦」・「外部要因」である場合に限定されます。
例えば、勝負ごとで「力のある人」と「力が並みの人」とが戦った場合、1回や2回は並みの人が「勝つ」こともありますが、長期的な戦いでは必ず力のある人が勝ち残ります。
野球でもシーズンの開幕直後には、実力が下位のチームが上位チームに勝つことがありますが、シーズン終盤になって成績上位にいるのは、やはり、実力のあるチームになります。
経営でも同じです。経営は数ヶ月儲かれば良いといった、単発型・短期決戦型の戦いではなく継続が求められるからです。
従って、継続的な利益を確保するには、SWOT(スウオット)分析が不可欠です。つまり、「自分(自店)と他者(競合他店)の、強みと弱みを明確にする」必要があります。
自店は何が強いか・何が出来るか、それらは他店と比較して、どの程度の強みを持つのかを把握することが重要です。そのことを疎かにすれば、自分の強みを活かした経営になりません。
したがって、長期的な戦いには負けるという結果になります。そのような経営を続けて行けば、確実に足腰の弱いサロンになります。
これはシロアリが家の柱を蝕んでいるのと同じです。気付いた時は既に手遅れになっています。 明日の続きます。
ただ今、弊社ホームページの「お役立ち情報」をスマホで見れるように変更しています。
暫くお待ち下さい。