サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

第五章・信者客づくりは「個客対応」から。

2018-04-30 07:03:05 | 日記
 
 6.自店の使命は何か。
 
   貴方がサロンを経営しているとします。それにも関わらず上の質問に即答できないのであれば、貴方のサロンは、これからの厳しい経営環境を生き抜くことは出来ないかも知れません。

私は40年以上、グループ店の経営者と関わりをもってきましたが、そこで気づいたことがあります。それは、「成果を出す経営者と、成果を出せない経営者の決定的な違いがある」ということに気づきました。
 
つまり、「何のために起業したのか・何のために経営しているのか。」この経営の目的(使命)が明確になっているか否かにあります。即ち、「経営理念の確立」にあります。

なぜなら、経営とは「自己を表現する場」であるからです。また、経営の目的(使命)を持つということは、経営という長い航海を誤りなく運行するための羅針盤です。
経営トップの人生観・社会観・事業観、それらを統合するのが労働観。
これが「経営の理念」です。「経営理念」こそが、全従業員の納得性を呼び、
「人を動かし、経営を発展させる根幹」となります。
                                         終

第五章・信者客づくりは「個客対応」から。 

2018-04-28 07:41:18 | 日記

 4.経営価値判断の基準。
1.信者客づくりに取組むための、仕事の進め方の基準。
2.自店が成長するための成果数値の基準。
3.経営資源を高燃焼化させるための全面的な経営行動の基準。
 つまり、信者客づくりを発展させて行くためには、経営方針や計画の中に経営戦略の意志を、
具体的に反映させなければなりません。

明日につづく

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暫くお待ち下さい。

第五章・信者客づくりは「個客対応」から。

2018-04-27 07:23:56 | 日記
 
 3.価値判断基準を明確にする。 
「信者客づくりの、あるべき基準」は、経営計画を策定することによって明確になりますが、その目標や基準に照らすと、「何が良いか」・「何が悪いのか」が浮き彫りになります。 
それによって問題が生じた場合、又は目標達成に届かない場合、その原因が直ぐに解るようになります。
従って、経営計画によって経営価値判断の基準を体系化し、明確に示さなければなりません。
経営価値判断の基準は以下のようになります。
明日につづく

第五章・信者客づくりは「個客対応」から。 

2018-04-26 08:40:23 | 日記

 2.個客対応力を高めるために、保有する戦力を集中させる。 

経営とは、経営体が保有する経営資源(ヒト・モノ・カネ・時間・立地・情報等)を高燃焼化して、高付加価値化を図って行くプロセスです。つまり、より高い経営成果を挙げて行くための「効率追求の活動」であって、経営の効率追求とは、「投下資本は小さく利益は大きく」です。

資本(資金)を投下することによって資源を高燃焼化させ、効率的な運用を図り成果を大きく早く、資本に増幅還元することが経営の原点です。投下資本の本質は、投下期間(時間)と自己資本(借入金を含む)の価値増幅への回転率との戦いです。


言い換えれば、「金→物→金のスピード化を図ること」です。
従って、経営資源は厳しく制約された範囲内で、効果的・効率的な運用をしなければなりません。信者客づくりにおいても、これら資源の活性化・高付加価値化を図り、顧客親密の実現に向けて、どう重点集中させて行くかが重要です。
 
 そのためには、活性化への優先順位を選択・決定する明確な基準が必要であり、保有する資源の戦力集中化を図るための選択的な戦略が求められます。

明日につづく

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 連載・ 第四部.感動のあるDM(ダイレクトメール) 

2018-04-24 07:09:05 | 日記

7. 用件のないDMには感動がある。

美容サロンが手掛けるDMの目的は、お客様とのコミュニケーションを図ることにあります。
繰り返しますが、働きかけの目的には「育成のためのDM」と「勧誘のDM」があります。
  その内訳を記述しますと以下のようになります。
1.初めて来店頂いたことに対する「来店お礼DM」。
2.お手入れの時期をお知らせする「来店促進DM」。
3.疎遠客への働きかけとしての「疎遠客対策用DM」。
4.ご紹介してくださった方への「お礼のDM」。
5.お誕生日への「バースディ・カード」。
6.クリスマスに寄せての「クリスマス・カード」。
7.新年のご挨拶としての「年賀状」
8.暑い季節の「暑中お見舞い」などがあります。
これらの「育成・勧誘DM」は、言い換えれば、これらのDMは、その性質から言って経営
上の「当り前の行為」です。
従って、お客様にとっては「予想通りのDMが届いた」ということになります。
これらのDMは、予期しない「感動レベル」ではありません。
そこで、お勧めするのが「用件のないDM」です。

「遊びに行った先からの、予期しない便り」です。このようなハガキを頂いたら、
いつまでも心に残り、大切に保存したくなるものです。つまり、このお便りの本質は、
●「私たちは貴方の事を忘れていません」というメッセージであり、
●「私たちのことを忘れないで下さい」というアプローチです。

これが「顧客を大切にする」という、経営理念の具現化です。 第四部 終