風に吹かれて…

今度の週末、どこにいく?
The answer is blowin' in the wind.

横浜へ 8/28

2013年09月01日 | 美術館
夏休み最終日
横浜美術館に行って来ました。

お目当ては、プーシキン美術館展~フランス絵画300年~

2011年4月に予定されていながら、3.11の大震災のため延期になり
2年かけてようやく開催、愛知を皮切りに、横浜は7月6日から開催されていました。



知る人ぞ知る、フランス絵画の宝庫ロシア。
プッサンにはじまり、ブーシェ、アングル、ドラクロワ、ミレー、
モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ピカソやマティスまで
プーシキン美術館のコレクションは、フランス本国もうらやむほどの質の高さ…HPより

詳しく知りたい人はこちらへ


地下駐車場に車を駐めて、美術館に入ると
入場券を購入するための行列、予想以上に混雑してました。


展示構成は
 第1章 17~18世紀-古典主義・ロココ
 第2章 19世紀前半-新古典主義、ロマン主義、自然主義
 第3章 19世紀後半-印象主義、ポスト印象主義
 第4章 20世紀-フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリ

となっており

第3章展示室まで来ると、モネの陽だまりのライラック、セザンヌのパイプをくわえた男、
ドガのバレエの稽古 …等の見慣れたタッチが並び、少しほっとします。

良かったのは、やはり、ポスターにも使われているジャンヌ・サマリーの肖像かな
柔らかく優しい色づかい、邪気のない微笑みを見ていると幸せな気分になりますね。
ルノワールの印象派時代最高の肖像画といわれ、絵の前は終始 人だかり。

そのほか、音声ガイド機でナレーションをしているのは俳優の水谷豊氏。
案内の最後に「相棒」のセリフを出してくるというのがなかなか。




お腹も空いて、ランチは馬車道十番館へ。
古き良き横浜の香りが漂う、レトロな町並みとレンガ造りの十番館。いい雰囲気。


ランチメニューからハンバーグ定食。冷製スープ、デザート、コーヒーがつきます。




食後は、横浜湾の豪華クルージング…


ではなくて
山下公園から みなとみらい21までの ただの水上バスだから
クルーズとは言わないかも(^_^)v。



デッキにいると潮風が心地よく青空も澄み渡り、心癒される快適な30分間。
海から眺めるレンガ倉庫やランドマークタワー、ベイブリッジ いい感じ。
 

   

こうして今年の夏休みも 終わっていくのでありました…




上野へ 8/16(金)

2013年08月17日 | 美術館
上野にある東京都美術館に行ってきました。

お目当ては、ルーブル美術館展 ~ 地中海4千年のものがたり ~



 ルーヴル美術館の全8美術部門が総力を挙げて「地中海」をテーマに
西洋と東洋を結ぶ地中海世界の四千年におよぶ歴史的つながりを、
ルーヴル が誇る200点を超える収蔵品で展観するものである...云々 パンフより

お盆休みの割には、空いていてよく見られました。


地中海を巡る交易によって創り出される文化や価値の融合を
器や棺、像などの芸術作品を追って見ることができて面白いものでした。

日本初上陸の通称「ギャビーのディアナ」の女神アルテミスビー像は
丸い台にのっていて360度周りながら眺めることができて、なかなか圧巻。

詳しくはこちらをクリック→ルーブル美術館展


せっかく上野公園まで来たので、公園内を散策することに。
ケヤキや椎などの大きな樹木が多く、木陰の通りは意外に涼しくて快適。

上野公園の中程にある 不忍池に降りる道の手前から 大仏山を登ると
中央にパゴダ薬師堂がありました



その隣には上野大仏。

昔この場所に6mの高さの大仏があたようですが、関東大震災で頭部が落下し
現在は顔だけを レリーフとして祀られています。



顔の両下に大仏として建ってた頃の写真が2枚。


こちらに、その説明がありました。



今では合格大佛として、受験生などの合格祈願の名所。 
その心は「もう、これ以上 落ちない



大仏の下の通りで、マリンバの演奏。
とても上手で 暫く聞きいってしまいました。


スカイツリーの脇を抜けて帰路へ


東京も連日35℃超え、せっかくのコペも 暑くてオープン走行は無理
夏休みなのに お出かけできません…







マウリッツハイス美術館展 Sep 15,

2012年09月16日 | 美術館
上野にある東京都美術館に行ってきました。
千葉からコペンを飛ばして40分、芸大の先のコインPに駐車。

6月のグランドオープンから気になっていたマウリッツハイス美術館展
今月17日で終わると聞いて、駆け込みで見てきました。



やはり、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は凄い人気です。
場内は長い人の行列、ここから入場まで40分待ち。


行列の中で、手持ちぶさたにチケット撮影。


入場したあと、音声ガイド機を借りるのにもまた行列。


やっと場内へ… でも、ここから先は撮影禁止。

会場は6つの展示室に分かれており
音声ガイドを聞きながら順番に観て歩きました。

第1章 美術館の歴史
第2章 風景画
第3章 歴史画(物語画)
第4章 肖像画と「トローニー」
第5章 静物画
第6章 風俗画

50点ほどのオランダ・フランドル絵画は少なめですが、見応えは十分。
ざっと一時間ほどで見て回りました。(主な作品はこちらから

お目当ての「真珠の耳飾りの少女」は
第4章の肖像画とトローニー」の部屋にありました。

最前列で鑑賞する列に並ぶも、係員に促されて数秒で通過
せっかくなので、後ろからもう一度じっくり鑑賞
 

作品は44.5×39cmと思ったより小さなめの絵でした。
黒を背景に青いターバンと黄色い服、透明感のある肌の色
瑞々しく赤い唇、振り返って見つめる魅力的な少女の目。

この絵はオランダのモナリザとも言われるそうで
少女が誰なのかは不詳、トローニー(特定のモデルのいない人物画)
との説もあります。

吸い込まれそうな力強さ、暫く見入ってしまいました。


期間中にピーター・ウェーバー監督の映画「真珠の耳飾りの少女」の
記念上映があったそうで、どこかでDVDを借りて見たくなりました。

笠間 Nov 12,

2011年11月18日 | 美術館
秋の笠間に行って来ました。
お目当ては日動美術館のモーリス・ユトリロ展。

ユトリロの描く建物や風景の絵は、誰にでもわかりやすく
写真を撮るときの 構図の取り方の参考になります。

この企画展ではユトリロのほかに、モーランド、コロー、ルノワール、モネ、
シャガール、佐伯祐三、荻須高徳などの絵も展示されています。
 
後でわかったのですが、
ユトリロの絵は、モチーフを目の前にして描かれたわけではなく
絵葉書の風景を題材にして制作されていたそうです。
だとすると、写真家の構図なのかな…。なんとなくうなずけます。


日動美術館といえば、パレット絵のコレクション。
久しぶりに見に来たら日本館の1階に移っていました。
3.11の影響でしょうか。素晴らしいコレクションです。


せっかくなので笠間稲荷を参拝します。
菊祭り開催中と七五三で大勢の参拝客来ていました。


境内の一角では笠間示現流の奉納演武会が行われていました。
蓙を巻いたターゲットを真剣で切り落とす、気迫のある演武でした。
 

最後は春風萬里荘。
大路魯山人の鎌倉の旧宅を移築した戸時代初期の建物。
まだ紅葉には早いけど、風情ある趣。


内部には、魯山人遺作の陶磁器をはじめ、高橋是清、草野心平、そのほか画家の書、
朝倉文夫、北村四海、斉藤素厳、富樫一の彫刻などが展示されています。
縁側に座って石庭を眺め、のんびりできました。




成川美術館へ  Oct 30,

2011年10月30日 | 美術館
このところ週末毎にさえないお天気です。
雨が降らないだけラッキーということで、今日は箱根方面にでかけてきました。

箱根にはたくさんの美術館がありますが、
先日、テレビ東京「いい旅夢気分」で紹介されていた成川美術館に行ってきました。
 

内部は大きなギャラリーが4つあり、現代日本画を中心に4000点の作品を所蔵。
開催中の企画展は
  ・平山郁夫と東京藝大の流れ
  ・齋正機 新作個展 記憶ノ散歩ノ色
  ・収蔵名品展~秋を想う~
 
中でも、気に入ったのは齋正機氏の個展。電車、海、船、夕焼け…詩情あふれる絵。
現代日本画といわれてもよく分かりませんが、部屋に飾りたくなる作品。


そして、小高い丘に建つ美術館の立地を生かした展望ラウンジ。
芦ノ湖に浮かぶ海賊船や遊覧船、天気が良ければ富士山も見える絶景ビューです。
 

お昼は、山のホテルが経営する湖畔のレストラン”サロン・ド・テ ロザージュ”にて
 

ランチメニューはビーフシチュー、フレッシュサラダ、パン。美味しく頂きました。


長南町(千葉)へ Sep 3,

2011年09月03日 | 美術館
8月後半からずっと、週末の天候不順が続いております。
今日も台風12号の影響で、中央道下りが八王子から先が通行止め。

晴れたり急に雨が降ったり、なんだかなぁ…のお天気ですが、近場へドライブ。
千葉の田舎の方は、もう稲刈りのシーズン真っ盛り。


雑誌に紹介されていた " as it is "という名の、山の上の小さな美術館
想い出してナビを設定、行ってみました。

茂原街道から長南町に入ると、ユートピア笠森に近い森の中に
細い竹垣包まれた静かな佇まいがありました。


駐車場に車を入れて、エントランスへ。
ドアは大きな網戸、土壁の落ち着いた建物も一見の価値あり。
 

展示品は、日常生活や信仰に使われた古民具が中心で
使い込まれてできた風合や、それが醸し出す人の優しさを感じることができます。
 

大きな網戸越しに庭からの風が館内に流れ、
じっくりと展示品との対話が楽しめる空間でした。
" as it is " まさに、あるがまま。
 

入館料800円、コーヒーのサービス付き。
2011.3.25~9.4 内田鋼一コレクション展 「MADE IN JAPAN」
 


ワシントンナショナル・ギャラリー展へ Aug 3

2011年08月04日 | 美術館
国立新美術館でワシントンナショナル・ギャラリー展を見てきました。

いつも車なのに、初めて電車で来ました。ここは千代田線乃木坂駅に直結していて
この連絡通路を行くとロビーに入れます。便利な美術館!

 
展示作品は、約80点ありました。
そのうちワシントン・ナショナル・ギャラリー常設展からの展示は、
上の写真のチケットに印刷されているマネの「鉄道」や写真左下の展示室入口のポスターにある
セザンヌの「赤いチョッキの少年」などを含む9点。


その他にマネ、モネ、ルノワール、ピサロ、ドガ、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ等の印象派の黎明期から
ポスト印象派の作品まで、油彩の他にパステルや版画もありました。

気になった作品はモネの2つの絵かな。
左は「日傘の女性、モネ夫人と息子」、モネの奥さんカミーユとミッシェル。
右が「ヴェトゥイユの画家の庭」中央にいるの子がミッシェルの弟ジャン。
 

この明るい光、さわやかな風。
説明の中で、絵具がチューブ入りになって戸外でも自由に絵画ができるようになり、さまざまな表現が
模索されたとありました。印象派の発展は絵具の進歩も関係しているんですね。

ワシントンで7年間学生生活をすごしたというアンジェラ・アキが、この展覧会用に書き下ろした
テーマ・ソング「I Have a Dream」がガイド器から流れ、それをBGMになかなか良かったです。


国立新美術館に来たのはこれで3回目、なんか印象派の企画展ばかり。

ホキ美術館へ  May 22,

2011年05月22日 | 美術館
昨日は休日出勤のお仕事。そして呑み会…
いつもより遅く起きた日曜日は、近場へドライブかな。

昨年の11月に千葉市緑区にオープンした「ホキ美術館」に行ってきました。
「ホキ」はオーナーの保木将夫氏の名前。(株式会社ホギメディカルの取締役)


駐車場から入り口までは、こんな曲線的なアプローチを進みます。
左側が一階展示室、絵というより写真の様な写実絵画が並びます。100号以上の大作もありました。
 

建物は地上1階、地下2階のアートな造りで、設計はBIM建設革命で有名な山梨知彦氏。
内部に9つのギャラリーとレストラン、カフェ、ショップ等を備えています。
気に入ったのはギャラリー8。暗い部屋でLED照明に浮かぶ絵を見ながら ゆったり説明が聴けます。
 

内部は撮影禁止なのでパンフの一部です。
写実絵画300点は確かに凄いけど 精巧な超写実絵画の連続にちょっと疲れたかな。
印象派の画家たちの描く、空気や光までも画面の中で写し出そうとする絵画とは感動が違うかも。
 

美術館をあとに、ランチを求めて大網白里方面に走ること10分。
休日のカフェめぐり(幹書房)に紹介されている古民家レストラン「竹長」に行ってみました。
 

築100年以上の長屋門を改造した喫茶店で、普段はコーヒーやスイーツを出すようですが
お昼は禁煙にして、ランチを提供してくれます。
 

明るい店内の大きい窓から広い庭が見えて、時間があれば庭の散策もできます。
 

季節の弁当をオーダー。
海老と鮭のフライ。ミートローフ、卯の花和え、ぬた、竹の子煮物等…
家庭的な素朴な味わい


 竹長 千葉県大網白里町大竹581 電話 0475-73-4758

ダ・ヴィンチミュージアムへ Jan 23,

2011年01月23日 | 美術館
日比谷公園で開催されているダ・ヴィンチミュージアムに行ってきました。
天才ダ・ヴィンチの脳内ツアーの体験です。

ミュージアム内は撮影禁止ですが、内部はだいたいこんな感じの展示室になっています。
 

はじめの部屋では、当時の資料を基に復元された発明品の実寸モデルがずらり。
飛行機、ヘリコプター、自動車、自転車等の基本的な原理が500年も前に考えられていました。

人間は空を飛べるはずだ!
たとえ私にできなかったとしても
いつか誰かが飛ぶに違いない。 ダ・ヴィンチ  …この言葉が印象的でした。

次の部屋の展示は、彼が描いた たくさんの人体の解剖図。
骨や筋肉、内臓や神経、脳に至るまで精密なスケッチが数十点。

 最後は今回の企画の目玉、モナリザの25の秘密。
 超高画素のカメラの最新技術で解明された新事実。
 500年前の色がコンピュータで再現されます。

 たとえばこんな秘密…

 モナリザの絵に眉毛やまつ毛はあったのか?
 画像解析でその存在が浮かび上がってきました。

 左目の端のできものはの正体は?
 浴室に飾っているときに水滴のシミだった。

 服の胸元にはレースの模様があった?
 度重なる修復によって消えた。等々…

 ここまで楽しませてもらうと満足かな

出口近くに展示してある「最後の晩餐」、実物大(4.6×8.8m)の壁画もなかなかの圧巻。


ミュジアム隣の”cafe Piccol”にてダ・ヴィンチ特別展記念ランチを食べました。
ここは SHIDAXがプロデュースしたカフェで、ワインは中伊豆ワイナリーの「志太ワイン」、さすがに旨い。



横浜へ Dec 24,

2010年12月24日 | 美術館
クリスマスイブは横浜で過ごしました。
四街道からたった1時間で、非日常というか、ガラりと気分を変えられるのが横浜。
昔から好きな街です。

山手カトリック教会です。年に一度、クリスマスだけは礼拝堂で手を合わせます。
クリスチャンではないので、感覚的には正月の初詣みたいなものかな。
でも、聖母マリア像を見ていると 穏やかな気持ちになれます。
 
山手の雰囲気が好きなので洋館めぐりを少々…。街はすっかりクリスマスの様相。
外人墓地近くのカフェ「えの木てい」チェリーサンドが有名な洋菓子店。
 

中華街でランチしたあと、関帝廟に行くと關聖帝君鎮座150年記念の横断幕とモニュメントが
ありました。(信心深いおいらは、ここでも合掌。)
 

次に入ったのはこの建物。
マリンタワーの展望フロア一階にある「ガラスの床」から、下を見下ろした写真です。
 
数年前に惜しまれながら廃業しましたが、去年リニューアルオープンしたマリンタワー。
横浜に何度も来ていながら、今回初めて登ります。結構、見物人がいます。
 
地上91mからのみなとみらい方面の眺望です。
360度の視界に海や山、横浜の街並みなどが広がり、あちこち見ていると楽しくなります。
大都会ながら、横浜は緑が多く自然を大切にしていることがわかります。(特に山手の方向は…)
 

横浜美術館に「ドガ展」を見にいきました。
お目当ては「エトワール」。実物は思ったより小さな絵でしたが、素晴らしいパステルでした。
 
ドガはルーブル美術館に通い、名画を模写しながら徹底的にデッサンの練習をしたようです。その頃の習作もたくさん展示されていて、その努力が豊かな表現力の裏付けになっていることがわかりました。
 


神宮外苑から国立新美術館へ Nov 26,

2010年12月04日 | 美術館
爽やかな天気、晩秋の小春日和、
毎年、この時期になると、外苑の銀杏並木が見たくなって
今年もコペを飛ばして神宮外苑まで行っちゃいました。やっぱ見応えあるなぁ…

 
日曜祝日は青山通りから銀杏通りの半分のところで通行止めで、その先が歩行者天国。
テニスコートの駐車場に車を入れて、銀杏を見て歩くと、時々葉が落ちてきて綺麗。
 

噴水の先の軟式球場では、「いちょう祭り」が真っ盛りで、パフォーマたちの大道芸、
健康茶、名産品、陶器、食器の販売など賑やかなイベントが開催されていました。
 

客席を囲むようにして全国の名物グルメのテントがたくさんありました。
例によって、フカヒレスープや広島焼きなどいろいろ食べたけど…今回は写真はなし。
 

外苑を後に、乃木坂の国立新美術館に向かう途中、隣にヤマハの RD250?
1973年発売のマシン。かん高い2ストローク音とオイルの燃える匂いは、少年の頃を想い出させる感覚。
 
 
ここが国立新美術館、今年の春にルノアール展を見に来て以来だから半年ぶり。
 

今日のお目当てはゴッホ展です。~~こうして私はゴッホになった~~
まさにタイトル通り、ゴッホがオランダからパリ、アルルと拠点を変えながら活動した37年の生涯を
6章構成で展示してあり、影響を与えた印象派の作品や浮世絵なども展示されていてとても良かった。


一見の価値ありです。興味のある方はこちらへ。でも、12/20で終わっちゃいます。

再び群馬です。 Aug 28,

2010年09月02日 | 美術館
土曜日の夕方に自宅にいるときには
夕飯を食べながら、テレビ朝日の「人生の楽園」という番組を見ています。

番組で紹介される主人公の人生感や、それを支える風土にも興味があって
生き方の参考に(そう深くはないけど…)させて頂いています。
たまにですが、取材地が近いときには直接会いに行くこともあります。

先週は赤城山麓で、からくりおもちゃの美術館 『ぽるぺっぽ』 を展開されている粂井さんという方の
紹介でした。近県なのでさっそく『ぽるぺっぽ』を訪ねてみました。
 
場所は前橋市から赤城山に向かう途中の、通称、蕎麦街道とよばれるあたりで、
何度か蕎麦屋を食べに来たことがありましたが、このおもちゃ美術館の中に入るのは初めて。
 
ハンドルを回すと、木製のギヤやカムやリンク機構などの巧みな組み合わせで、いろいろな
動きをします。その他、タマが上下しながらサーキットを抜けるものなど大人も楽しめます。

館内は外からは想像ができない広さで、展示室には作家ごとのコーナーに紹介文と作品が展示してあり
どれでも動かしてみることができます。ショップで木のクラフトキットと輪ゴム鉄砲などを買いました。

 こちらが粂井さんご夫妻。

  ちょうど夏休みの工作教室でい忙しそうでした。
 放映の翌日には300人くらいの来訪者があった
 そうで、反響の大きさに驚いていた様でした。
 奥様も気さくな方で、レジでは蕎麦街
 道でお薦めの蕎麦屋さんをおしえて頂きました。


東山魁夷記念館へ(市川市) Oct 17,

2009年10月17日 | 美術館
市川の観光案内で見つけた美術館。
今日は東京方面に出る予定なので、寄り道ナビにセっトして行ってみました。
奥に駐車スペースがあり20台くらいは停められます。住宅街にあり落ち着いていい感じ…

京葉道路市川ICから車で10分くらい、展示室が2つとカフェレストランやショップのある可愛い美術館。
一階は東山魁夷本人のプロフィールが中心で、彼の人生を追体験できる年代ごとのビデオが良かった。
二階は日本画をはじめ、スケッチ、リトグラフ等の作品展示、通常展は「夏から秋へ」素敵な風景画ばかり。

23日からは「大和春秋」という奈良大和の四季の紹介。これも見たい感じ。
 

近くのニッケ・コルトンプラザでは「工房からの風」というクラフトをやっていていたのでこれも見学。
センスの良い作品が多くて(お値段は高めですが…)アートな感覚を磨くには、見る価値ありです。

最後は秋葉原で電子パーツの買い出し。これが今日のお出かけのメインだったけど、相変わらずここは
賑やかな街だなぁ~(ふぅ)、雑踏をかき分け必要な部品を購入して早々に退散。


☆10/11~10/17の週間アクセス状況(閲覧数:731回 訪問者:423人)

高峯高原(小諸)へ   Aug 16,

2009年08月16日 | 美術館
お盆休み最終日。高速道の下り線はガラガラで、しかもETC 1000円割の使える日曜日…。
ゆっくり朝食を済まして、小諸~上田方面にでかけてきました。

目指すはチェリーパーク・ライン。あまり有名ではありませんが、小諸から高峯高原に抜ける山岳ルート。
はじめは森林の中でヘアピンカーブが続き、後半は眺望が開けて小諸の市街地もよく見えます。
絶景のスカイラインのようには行きませんが、バイクで走りたくなるようなカーブの連続コースです。
 

終点の高峯高原にある高峯温泉ホテル。その奥にある「ランプの宿」で日帰り入浴しました。
ランプの宿といえば、能登半島の「よしが浦温泉」、中津川の「渡合温泉」、そして八甲田の「青荷温泉」
等が有名ですが、ここも日本秘湯を守る会に認定された標高2000mにある雲上の温泉です。
 

一階の「ランプの湯」に入りました。窓からは高峯高原の自然が満喫できます。
硫黄の香りのする濁り湯で、飲泉としても内蔵が弱い方にはとても良いそうです。
 

温泉でゆっくりしたあとは、上田にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」に行きました。
 
 
第二次大戦のために亡くなった画学生の遺作の絵画、絵筆、手紙、写真なども展示されていています。
志し半ばにして、戦場に散った若い画家の卵たちの無言の思いが伝わってきました。


☆8/9~8/15週間アクセス状況(閲覧数:890回 訪問者:462人)