風に吹かれて…

今度の週末、どこにいく?
The answer is blowin' in the wind.

小樽~余市へ Aug 9,

2011年08月21日 | おでかけ
北海道ツアー 4日目です。
(そろそろ北海道ツアーの記録も終わりにします)

富良野観光のあとは、歌志内のチロルの湯に宿泊。
そこから積丹半島、小樽と余市に寄りました。

まずは余市の道の駅「スペースアップル・よいち」。
余市は宇宙飛行士 毛利衛さんの故郷。記念館の内部には3Dシアターやプラネタリウム、
宇宙ベッド、宇宙トイレ、いろいろ体験ができます。
 

道の駅の隣にあるのが、ニッカウヰスキー余市蒸留所。
門をくぐればヨーロッパ風の建物やウィスキー樽のモニュメント。いい雰囲気です。


ニッカは漢字で「日果」と書きます。
開設当時、ウイスキー作りは出荷まで時間がかかるので、その間、日本果汁という社名で
りんごジュースを販売していたそうで、そのまま日果(ニッカ)になったんですね。
 

ガイドさんの説明もそこそこに、場内の案内を見てお目当ての試飲室をめざします。
でも、受付でこんなシールをもらっちゃったからね…。
 

せめてウィスキーの香りを嗅がせてもらって、ショップで15年ものの原酒を購入。



小樽運河で、定番のショットです。
たくさんの観光客が来ていましたが、この日も暑い一日でした。


そして 北一硝子三号館。
明治中期に建てられた木骨石張倉庫です。ニシンの倉庫だったようですが、
様々な用途に形を変えながらも百年たっても、しっかりした建物です。
 

堺町の六花亭(小樽運河店)と北菓楼(小樽本店)、北海道スイーツの代表。
 

小樽と言えば、お寿司。
たまには新しいお店を開拓しようと小樽運河食堂の「みのり庵」へ
 

小樽運河12カン、茶碗蒸しとカニ汁つき。2,000円(ニシンの握りは珍しい)
 

色内通りを散策中、利尻屋で見つけたこんな看板。
お買い物に付き合うのも疲れちゃったし、おいらも預かって欲しいなぁ~
 

その夜は札幌市内ホテル泊。
 

翌日は朝から雨… 定山渓からニセコを通り函館へ。
そのまま、ナッチャンwarld号(青森行き高速艇)にて青森に渡り、青森市内泊。
青森から東北を観光をしながら、帰路につきました。
(7泊8日、走行距離 3,448km)

最後は駆け足で書いてしまいましたが、北海道には絶景がたくさんありました。
特に道北の雄大な自然は、内地では体験できないものばかり、
何年かしたら時間をかけてゆっくり回ろうと思います。

<その他の写真>
色内通り、ニッカ、連絡船、青森 奥入瀬 那珂湊等の写真を少し載せておきます。
ちょっと重くなってしまいました。
 
 
 
 


旭川~富良野です  Aug 8,

2011年08月15日 | おでかけ
北海道ツアー3日目です。 いや~ 連日の猛暑、太身には堪えます。

隣でキャンプしていた石川県のご夫妻が、一ヶ月前から北海道に来ていると言っていましたが
暑くなったのは一昨日からで、それまでは半袖姿では寒いくらいだったとのこと。

あれ? 千葉から暑さを運んできちゃったのかな。
これじゃ内地と同じと思いきや、北海道は空気が乾燥している分、日陰は涼しく爽やかです。
車中泊もルーフトップとハッチバックを全開にすれば、網戸だけで十分涼しく眠れるし
夜中は寒いくらいになります。やはり北海道ですよ。

前置きが長くなりましたが
ツアー3日目は稚内から旭川まで南下してきました。
北海道に来たからには、旭山動物園を一度見ておかなければと思い やってきました。
 

夏休みで混んでいるのは必至なので、東門に回って正解。ゲート真近に駐車できました。
駐車無料、入園料は800円。超有名動物園の割には安いかな。


開園に合わせて入ったけど、有名どころはほとんど行列。


ペンギン館です。   ちょうどエサをあげる "もぐもぐタイム" でした。
 

屋外は暑いので、涼しい施設は人気あります。


人気のアザラシ館。
アザラシ君がマリンウェイ(円柱水槽)を潜るたびに歓声があがり、皆さん必死で撮影。
 

ホッキョクグマ館の地上部では、ホッキョクグマを丸いドームから間近に見られる工夫が。
通常の動物園では、あの位置や角度から動物を見ることはできません。


猛獣館の檻では壁をこんな風にえぐって、下から覗けるような工夫されています。
動物の形態よりも動物の行動や生活を見せるのを「行動展示」って言うんだって、ここの特徴みたい。
何か仕事にも生かせそうなヒントがありますね。いろいろ勉強になりました。


その他にレッサーパンダやチンパンジー等、かわいい動物をいろいろ見て回ったけど、なんせ 暑い!
ショップに入ってアイスを購入。アザラシの形のアイスクリームでした。


そろそろ暑さにギブアップ。
旭山動物園だから来たけど、こんな暑い日に動物園に来ることはないなぁ。

出口の売店で買った糖度17のトウモロコシ "ピュアホワイト"、生食すると まるでジュース。
同じく、白いサクランボ。スマホで検索すると月山錦という品種らしい。味は普通と同じ。



旭山動物園を後に旭川市街に戻ります。

旭川といえばラーメン。
有名な蜂屋本店には2回ほど行ったことがあるけど、今日は「旭川ラーメン村」へ。
 

旭川ラーメンは醤油スープ、魚介と鳥豚のWスープにラードを浮かせて保温性を高めるのが特徴。
「加藤らーめん」で熟成正油ラーメンを食べました。コクがあって細麺とよく絡むスープが旨かった。
 

富良野・美瑛に行くために旭川環状線を走ってたら、こんな店見つけました。
懐かしい看板がたくさん貼ってあるこの建物は「お董姫」という古美術・骨董のお店らしい。
 

そしていよいよ美瑛・富良野めぐり。
ここに来たのは4回目。セブンスターの木も大きくなりました。(ほんと?)
以下、写真のみ載せておきます。
 
 
 
富良野のファーム富田。 ラベンダーはほとんど終わりでした。
 

良かったらこちらの写真も見てください。クリックで拡大

オロロン街道~宗谷丘陵 Aug 7,

2011年08月14日 | おでかけ
北海道ツアーの続きです。(二日目)
今日は今回の2つめのテーマ ”絶景ロードを走る” をめざしで稚内に向かいました。
コース取りの参考にしたのは、日本の絶景ロード100選(八重洲出版)。

写真は前夜に泊まったサンフラワー北竜。宿泊施設のある道の駅です。
朝風呂に入って、車中の片付けと出発準備中。


北竜町はひまわりの町でした。
広大なひまわり畑の中を早朝ウォーキング。長野の明野も凄かったけど、ここも広い。


誰だよ、こんなイタズラしたのは? でもかわいい。


北竜から留萌に抜け、いよいよ絶景ロードのオロロン街道(国道232号)です。
穏やかな日本海を眺めながら、海岸段丘に沿った道を走ります。
稚内までの数時間を道の駅巡りをしながら楽しみます。12年前、バイクで走った道です。


途中、苫前の「しょさんべつ天文台」に立ち寄ります。名前を登録しょう!
ここは、5等星以下の番号表記の無名の恒星に自分で好きな名前を登録できる天文台です。


天塩から道道106に入ると、草原と海原が広がるまっすぐな道になり、これが約70キロも続きます。
サロベツ原野の中をのんびり走るもよし、高速で駆け抜けるもよし、内地ではありえない絶景。


しばらくして、右側に見えてくるのが "幌延オトンルイ風力発電(LOCAL ENERGY45)"。
南北3.1kmにわたって並ぶ風車は、高さが99mで全部で28基も並んでいて、なかなか壮観。


稚内に近づくにつれて、利尻富士が見えました。
肉眼ではもっとはっきり見えたけど、うっすら靄がかかっています。


稚内に到着しました。写真は防波堤ドームです。
百年記念塔、ノサップ岬、稚内灯台、防波堤ドーム、教学の碑、宗谷岬…等を見学
一番下に写真を少し載せたけど、もっと詳しく知りたい人はこちらへ
 

ランチは夢食館北市場という店で。
ウニ丼は函館で食べちゃったし、海老と貝の定食を頂きました。またまた北海グルメです。
 

1階のマーケットで北海しまえびとジャガイモの焼酎を購入。キャンプ地での晩酌用です。
ツアー中はインターネット(E-モバイル)も地デジ放送も全く支障なく使え、車中泊も快適。
ん?シマエビは「島えび」ではなく「縞えび」、だって縦縞が特徴だもんね。


宗谷岬を見た後は、今回のツアーの本命 宗谷丘陵道路(道道869)に向かいます。
北海道に来たのはこれで8回目、この道は初めて通りましたが期待通りの絶景ロードでした。
画像クリックで少し大きくなります。
 

氷河期の地盤の凍結と融解によってつくられた地形、ダイナミックに変化する景色。
水平線と地平線が眺められる広大な原野。これまで走った山岳ルートの中でもここは最高かも…
画像クリックで少し大きくなります。
 

ブログではなかなか表現できないけど、北の大地には魅力的な風景がたくさんありました。
この後は、旭川、小樽、青森と南下していきます。

その他の写真を何枚か載せます。下のサムネイルをクリックして見てください。
 
 



函館です  Aug 6,

2011年08月13日 | おでかけ
今年の夏の休暇は北海道に行ってきました。
テーマは、もちろん北海道グルメ そして絶景ロードドライブです。

<出発から函館まで>
自宅を5日の午後4時に出発、岩手の前沢SA泊。青森の大間フェリー埠頭には翌朝6時に到着。
以前なら1,000円ぽっきりだったけど、今回は深夜割で高速代が6,500円(阿見ー八戸)。ま、いいかぁ…

それにしても災害復興のための東北道の大型車無料って、なんなの? 
大型車の交通量はめちゃくちゃ多いし、夜のSAは大混雑、出口渋滞… この復興対策は、大いに疑問。

ともあれ、下の写真は大間のフェリー乗り場です。
常磐道・東北道を乗り継いで800Km、はるばる大間港までやってきました。フェリー乗船を待っています。


車を船内に駐車して、客室に上がる前に証拠写真を一枚。


8時半に函館上陸。とにかくお腹がペコペコで、写真も撮らずに朝市に直行。


いけすでイカ釣り? という楽しいイベントをやっていました。イカ、旨そう…
 

早速、イカを裁いてもらい食べました。吸盤が舌に吸い付くほど新鮮。旨い。
右はバフンウニのウニ丼。すんごく旨かったけど値段も凄くて、ここには書けません。
 

市場で見つけた珍しいもの。
月形町名産の「ゴジラのたまご」というスイカで、糖度が11もあるらしいけど結構な値段。
もっとびっくりは、その右にある黒いスイカで当麻町産「でんすけ」。こちらは6,000円。日本一のスイカ。
 

お腹も足りて金森倉庫で雑貨や土産をざっと見てまわり(あまり興味もないので…)、
プレジャーボートで函館湾のクルージングへ。
 

船名はST,KAREN号、乗船桟橋 → 七財橋 → 函館ドックなど高速で巡ります。
 

函館山がよく見えています。海風が気持ちいい…
 

お客さんも数名。暑い函館観光もこれで涼しくなりました。
 

この後は元町までふらぶら歩きます。おしゃれな店がいろいろありました。
写真はWeibというリサイクルショップ? ほかにも茶房や工房などたくさん…


そして、斜度10度のこの坂道は、元町まで続く二十間坂。
せっかくクルージングで涼しくなったけど、汗、汗、汗…。(ふぅ暑い!)


元町通りです。正面に見えるのは元町教会


その隣にあるのが函館ハリスト正教会。函館はこの時期、あじさいが満開。


定番の旧函館区公会堂。中でオーク・リコーダーのアンサンブルコンサートやっていました。


八幡坂から湾を臨む風景。冬は路面が凍るらしいけど…
 

北海道は涼しいだろうと思っていたら、この日の函館は最高気温は32度。
とにかく暑くて大変。とりあえず名物のイカとバフンウニは食べたし北海道一日目は順調です。

タラバや毛蟹をいろいろ試食、花咲ガニと夕張メロンを日付指定で自宅へ送り函館を後にします。
このあと稚内を目指します…

浅草へ Aug 4,

2011年08月04日 | おでかけ
浅草の神谷バーで電気ブランを飲んでみたい。
以前、茨城県牛久にあるシャトーカミヤに行ったとき神谷傳兵衛の記念館で
神谷バーの存在を知り、今回 浅草まで来てしまいました。

せっかくの浅草、まずは周辺散策から…

左から墨田区役所、スカイツリー、アサヒビール本社、スーパードライホール。
なるほど本社ビルはビールジョッキに見える。オブジェはフラムドール(金の炎)。

雷門です。
ここを歩くのは20年ぶりかな。一年中、観光客が絶えません。
 

仲見世を通り、伝法印通りまで来たところで寄り道。
 
「浅草焼」を売っている屋台。ちょんまげのお兄さんが担いで移動します。
 
かなや刷子(ぶらし)店。
いろいろな分野の筆・刷毛・ぶらし・束子などを扱う専門店。

全身マッサージ用の束子を買いました。

せっかくなので参拝しておきます。


前置きが長くなりましたが、これが「神谷バー
住所は浅草一丁目一番地一号。このビルは大正十年に建てられた有形文化財らしい。
 
店内にはカウンター。なんかセピア調でいいなぁ
 
1階がバーでこんな感じの店内。2階がレストラン、3階は割烹というつくり。
このレトロな浅草の雰囲気、客層も ちょっとレトロ。
 
入り口で食券を買いテーブルに券を置くと、ボーイが半分ちぎって持って行くあたりは懐かしい。
まずは電気ブラン(これを飲まなくちゃ)、そしてビールと続きます。一番人気のモツ煮をオーダー。
 

ウィンナー・サラミ盛り合わせと蟹クリームコロッケ。
飾りはいらない質実剛健というか、しっかりした お惣菜感。
 

神谷バーは浅草の下町情緒いっぱいの嬉しいお店でした。


ワシントンナショナル・ギャラリー展へ Aug 3

2011年08月04日 | 美術館
国立新美術館でワシントンナショナル・ギャラリー展を見てきました。

いつも車なのに、初めて電車で来ました。ここは千代田線乃木坂駅に直結していて
この連絡通路を行くとロビーに入れます。便利な美術館!

 
展示作品は、約80点ありました。
そのうちワシントン・ナショナル・ギャラリー常設展からの展示は、
上の写真のチケットに印刷されているマネの「鉄道」や写真左下の展示室入口のポスターにある
セザンヌの「赤いチョッキの少年」などを含む9点。


その他にマネ、モネ、ルノワール、ピサロ、ドガ、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ等の印象派の黎明期から
ポスト印象派の作品まで、油彩の他にパステルや版画もありました。

気になった作品はモネの2つの絵かな。
左は「日傘の女性、モネ夫人と息子」、モネの奥さんカミーユとミッシェル。
右が「ヴェトゥイユの画家の庭」中央にいるの子がミッシェルの弟ジャン。
 

この明るい光、さわやかな風。
説明の中で、絵具がチューブ入りになって戸外でも自由に絵画ができるようになり、さまざまな表現が
模索されたとありました。印象派の発展は絵具の進歩も関係しているんですね。

ワシントンで7年間学生生活をすごしたというアンジェラ・アキが、この展覧会用に書き下ろした
テーマ・ソング「I Have a Dream」がガイド器から流れ、それをBGMになかなか良かったです。


国立新美術館に来たのはこれで3回目、なんか印象派の企画展ばかり。

明野のひまわり Aug 2,

2011年08月02日 | おでかけ
山梨の明野に行ってきました。
天気が良ければ、ひまわり畑の後ろに南アルプスが見えるはずなんですけどね。

数年前の映画 「いま、会いにゆきます」(竹内結子主演)のロケ地にも使われたひまわり畑。
日照時間日本一の山梨県北杜市の明野地区は、この時期、満開のひまわり畑で賑わっています。

日照時間が日本一というのは、明野中学校の「気象観測委員会」による生徒たちの毎日の
観測記録に基づいているそうで、そのことが学校の公式ページにも載っていました。
 

ミツバチが忙しく飛び回り、蜜を吸って花粉だんごを作っています。
花蜜は炭水化物、花粉はタンパク質・ビタミン・ミネラルなどの蜂にとって大切な栄養源。
 

明野のひまわりは、み~んな八ヶ岳の方を向いて咲いています。
うしろ姿ばかり…