私は、別にヨン様ファンでは、ございませんが、
見に行ってきました。
このごろ、TVで見られる韓国ドラマ減ってますからね。
ヒアリングを鍛えようかと。
本当に、四月の雪のような
降っても、すぐに消えてしまうような
軽い淡い口溶けの作品。
冒険活劇でもなければ、
「危険な情事」のような激しい物語でも、ございません。
多分、ヨン様ファンではない人が、
ふらっと見に行って
「ああ、けっこう、いい映画だったなあ」という
穏やかなタイプの物語です。
やはり、ホ・ジノ監督だけあって、
「八月のクリスマス」に似た、たんたんとした味わいです。
そうBGMが、ほとんど無いです。
「春の日は過ぎ行く」見たくなりました。
「四月の雪」は、たんたんとしているわりに
眠くならないし、退屈もしないところが不思議。
冒頭の、インスの台詞。
事故で重体。
不倫旅行だったことが分かってしまった
病院のベットに横たわる妻を目の前にして、
「死んでしまえば良かったのに」。
ヨン様の温厚なご性格とは相反する
インスのセリフなので、
すごいインパクトでした。
もうひとつ、インスのセリフで印象に残るものがあったのですが。
忘れちゃった。
被害者宅へ弔問に向かう
加害者の夫と、加害者の妻。
普通、この組み合わせでは、弔問に行かないよね。
自分の落ち度ではないのに、遺族から責められる二人。
ソヨン役のソン・イェジンさん。「夏の香り」でも、「ラブストーリーー」でも
さほど、気にならなかったのですが、
今回、この映画を見て、とても、いとおしくなりました。
ソン・イェジンさんは、左の腕の付け根に、予防接種の大きな跡がありますか?
24歳で若いのに、あんなに跡残るかなあ、と思いながら見ていました。
「夏の香り」を始め、やはり、スカートのイメージのソン・イェジンさんですが、
パンツスタイルも素敵。
お風呂上りの白いパイル地のヒップハング。
スレンダーなズボンスタイルが、きれいなソヨン(イェジンさん)。
インスもジーンズだったシーンで、ペアルックのように
ソヨンもジーンズ。
すらっと着こなしたジーンスのイェジンさんの後姿に
胸キュン。
ナカナカ、手をつないで歩かない、二人。
そこが、ちょっと、じれったい。
あ、つないだ、と思ったら、ヘルパーさんから電話。
お葬式。
韓国にも、セレモニーセンターあるのかな。
301号室。
白い喪服のソヨン。右の耳の上にヘアピンで留めた白い小さなリボン。
韓国ドラマ「ナイスガイ」で、
スンジョン役だった、ハン・ジミンさん
(「チャングムの誓い」医女シンビ役でも活躍中)。
スンジョン役の時、喪服で、同じく白リボンだったので、
あの、小さいリボンも喪服一式だったのね。
恋する視線。
普段なら気にすることもない、窓。
気になる人の姿が見える窓。
窓。この映画のキーポイントですね。
ソヨン。
お別れをするために、
インスの姿を確認した窓。
日本人にも、分かるメンタリティ。
ラストは、タイトルどおりの
エンディングなのかしら、、、。
オープンエンディングとは、ちょっと違うかな。