博多駅から、天神方面に歩くこと約10分。
地下鉄では、一つ目の駅のすぐ近くにある名前は忘れたが、
五重塔があるお寺を訪れた。
門をくぐった先、階段を上ると、大きな大仏さまがそこに。
娘は、ちょっとこわがっていたけど、大きな蝋燭とお線香を供え、
おまいりさせていただいた。
ふと、見ると、大仏さまの左下辺りに、なにやら、入口がある。
おそるおそる入ったところ、そこは、あの世の世界。
三途の川から、閻魔大王さまの裁判風景から、地獄絵図が拡がっていた。
録音されたアナウンスで、一つ一つの地獄絵図の説明を聞き入りながら、
やはり、悪いことはしちゃいけないものだと、ちょっとした反省と教訓を得た。
地獄の次は、極楽浄土へと続く真っ暗なトンネルと続く。
大人の私もちょっと恐いくらい、ホントに真っ暗、そこに流れるアナウンスでは、
途中、鉄の輪っかがどこかにあるとのこと。
その輪っかが見つかれば、極楽浄土に行けるということだから、
もし、見つからなかったなどど、真剣に思いながら、すこしづつ進み、
しばらくして、冷たい鉄の輪っかを握れた時は、真剣にホットした。
その後、少し歩いたら、出口の入り口が見えたのですが、
それが、何となく、転生輪廻みたいな感じもしたり、
お腹から生まれた感じを想像したりして。
考えてみれば、人生も、ことあるごと、小さく大きく、死と再生を繰り返して、成長していくのかもしれない。
お葬式の白装束というのがある、
結婚式のドレスもまた純白。
結婚にしても、新しい自分に生まれ変わる儀式だというのを聞いたことがある。
ここ一か月、娘の誕生日に始まり、七五三、妻の誕生日、七回忌、十三回忌の法事、
親戚の結婚式といろんな家庭行事があった。
節目、節目、あらたな気持ちになる儀式というものの大切さが、
この歳になってよく解かるような気がしている。
それから、今度の土曜日は、職場の総代会がある。
こちらも、職場の一年間の締めくくりに値するから、
その辺りもよく心得えなければならないと思っている。
今日も、一日お疲れさま。
どなた様も、身体に気をつけて、無理のない範囲で頑張ってください。