ジュリアno面々

彼らのliveは、そう“ロックンロールパーティー”


ボーカルギターの“ダンディ”と、ドラムの“エレキング”は、昔も今も“キャロル”が大好き。


バンド名は変われど、彼らの活動歴もかなり長い。

二十歳前後の私が、ちょうどlivehouseを中心に活動してた頃、

彼らは、自らが企画した“パーティー”を頻繁に開催し、あっちこっちで派手に繰り出してた。

世は“バブル全盛”　”まさに、“ロックンロールパーティー”。


この際、名前で呼ぶが、その、“たっちゃん”と“ナカくん”は、私の高校の先輩。


その当時、

一見？“不良”、どこからどうみても？“不良”、やっぱり？

今でも？“不良”の、その二人

大きなバイク※にまたがって、黒い革ジャン、リーゼントにサングラス、

その上、高校生なのに本格的なロックバンドを組んでいた。


私は一年生で、二人は三年生。この時期の二才の差は大きい。

文化祭なんかに出てる、“たっちゃん”と“ナカくん”らの“京えくぼ”は、

まさに、俺たちの“ロックスター”やった。


卒業する時にナカくんがくれた、“ペチャンコに加工した黒い皮カバン”には、

真っ赤に浮き出た“京えくぼ”のステッカー。

高校三年生になった私は、その意思を引き継ぐ為、“京えくぼ”のコピーバンド、

自らの名を冠する“ＮＳバンド”を結成したのだった・・・。


エリック和田しかり、当時の地元のレベルは、なぜか異様に高かった。

この“京えくぼ”にいたギター、イニシャルが“Ｏ”ちゃんは、卒業後すぐに東京に出て、本職になっちゃうし、

ここは、まさに京都のリバプール。


・・・その後、幾年か経って、


話は、あっちこっち、ページまで飛んじゃうが、

“バブルは崩壊”、仕事もせず“ぶらぶら”してる時、

そのナカくん、公私にわたり、色々手を差し伸べてくれた。

かなり負担かけたと思うが、精神的にも参ってたもんやから、ろくにお礼も言えてないけど、

あん時のことは、今でも、すごく、感謝している・・・。


私の体調も回復し始めた頃、いつも行ってた国道沿いの、

“なかよし”がマスターの“イタリアン・カフェ”

映画“ゴッドファーザー”ではないが、

“悪だくみ？”は、やはり、“イタリアン・カフェ”でなければならない？


ある時そこで、ナカくんが、“たつや”を呼ぼうって言い出した。

当時、たっちゃんの方が何かと忙しく、二人は、しばらく会ってなかったらしい。

ナカくんは、たっちゃんに会いたくてたまらない。

愛し合ってる？ってぐらい、二人の“友情”は、今も昔も、本当にア・ツ・い。


次の日、

たっちゃんは、ピカピカに光るパールホワイトの“新型マークツー”に乗ってきて、

ナカくんは、ツートーンゴールドの“初代ソアラ”でやってきた。

どっちも車高がどえらく低い。まるで、“シャ・コ・タ・ン・ブギ”

それで、できたのが


その名も、“レア・トラックス”


“Ａちゃん”兼“ジョニー”が、たっちゃん、

もちろん“ユウ”が、ナカくん

俺は、“ウッチャン”

で、ベースは、なぜか“ホテイ”の“なかよし”のマスター

バンド名の由来は、もちろん、【ＣＡＲＯＬ】のアルバムタイトルから。


昔から、そこに居るだけで“華”が咲く“たっちゃん”

困ってる人を見たらほっとけない、人情派の“ナカくん”

“絆”を愛する二人には、


やっぱり、ロックンロール“パーティー”がよく似合う。


この頃、よく一緒にやったバンドに、

イニシャルが“Ｅ”という長身ベーシストと、

甘いマスクのニヒルなテクニシャンギタリストがいた。


当時は、ビートルズのナンバーを中心に活動していたのだが

かなり経たってから、ほぼ、最近に近いが、再会したら、


長身ベーシストは、“ジミヘン”に

ニヒルなギタリストは、“バンヘイレン”に

変身？変貌？狂暴？していた。

言っていいのか、悪いのか、

ジュリアのギターとベースは、“Ｓ・Ｇ・Ｔ”


“たっちゃん”と“ナカくん”の前じゃ


今でもボクは、高校生




　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※ちゃんと、免許は持っていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高校生でもバイクの免許がとれた、よき？時代。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、ヘルメットが義務付けされたのも、これの少しあと。


“レア・トラックス”


【ＲＳＣロックスクエアーサーカス】のノセさんが、

新しく出来たばかりの“京都駅前”のショップに勤めてた頃のお話

よく行ってたなあ～、懐かしい