2月2日は節分でした。 今年の立春は2月3日。立春から春です。
梅の蕾が目に止まるようになりました。
立春の前日が節分。
節分は、季節を分けると言う意味です。(本来、立春、立夏、立秋、立冬の前日は節分です。)
特に、1年の始まる立春の前日の節分は、季節の変わり目に邪気を払う為に豆まきを行います。
節分の福豆、柊とめざし、恵方巻です。
節分の日のスーパーは、正に“恵方巻きを取り合う”ほど賑やかでした。
子供の頃、節分の日の夕刻、冷たい風の吹く中、家(古民家風の家で、縁側にはガラス戸その奥は障子や襖と外に続く戸びらが沢山)の全ての部屋の戸を開け放します。
父が大きな声で「鬼は外、福はうち」と豪快に福豆をまく、私たちは父の後を追い、開け放したガラス戸や窓をすぐに閉めなければいけませんでした。
豆まき後は部屋中に大豆がコロコロ、庭も同様でした。
恵方巻を食べる習慣のない地域でした。節分は豆まきだけでしたが、それでも大事な行事で、予め近くにある水沢観音から福豆を分けていただき、自宅にある大豆と混ぜて一升枡に用意して神棚に上げておきます。帰宅した父が豆まきをしました。
因みに、福豆の一部を保存して置き(囲炉裏の自在鉤の上部に縛り付ける。囲炉裏は直ぐに無くなったので母は適当な所に保存。)その後初めて雷が鳴ると家族みんなで食べました。病気をせず健康に過ごせると言われていました。
立春には春餅(しゅんぴん:中国北方で立春の日に食べる伝統的な家庭料理)を作ってみました。
節分や立春には白いものを食べると縁起が良く、特に白い豆腐は立春大吉豆腐と呼ばれているようです。
餡掛け豆腐を添えました。
3時のおやつに立春大福を求めて和菓子屋さんに行きました。
そのように銘打っているものは見当たらず、塩豆大福のみでしたので、ここは桜餅にしました。春を感じながら美味しく頂きました。
春餅の作り方は
https://cookpad.com/jp/r/20903152
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