季節のレシピ “旬を食べる” 

その季節の旬菜を美味しく料理することとレシピを記録するブログです〜

春夏秋冬【人日の節句】

2025-01-08 11:37:07 | 日記

17 人日の節句(七草の節句)

この日は邪気を払い健康に過ごせることを願い七草粥を食べます。

正月1日鶏の日 2日は狗(犬)の日 3日は猪(豚)の日 4日は羊の日 5日は牛の日 6日は馬の日 

7日目を人の日ということから人日の節句。

子供の頃から、松の内はこの日までで門松も神棚の松やしめ縄も外され、お正月のウキウキした時間から普段の日常に戻る日でした。

お粥は6日の夜に準備して7日朝炊きました。門松を片付け、七草粥を食べます。正に正月気分が抜ました。



父はこのお粥に餅を入れるのを好みましたが、子供の頃の私は餅入りが苦手でした。
最近夫に餅入りの七草粥の話をしたところ、「餅入りも良いね」との返事に今年は餅を入れてみました。
子供の頃の抵抗感はなく、懐かしい味わいでした。腹持ち()良かったです。


番外編①

年末に漬けた水キムチ(前回のブログに作り方を掲載しました。)

辛くないキムチ。発酵食品の上に味も浅漬け(体に優しい!!)。

美味しくて家族に好評でした。




番外編②

先日生後2月のラブラドールの子犬が我が家の一員になりました。

今年は賑やかになりそうです。










春夏秋冬[年越し]

2024-12-30 17:13:33 | 日記

明日は大晦日

一年が終わります。

春の山菜が取れる頃 

旬の料理とその調理法の記録を目的にブログを始めました。

目的は果たせて大満足。目的以上に大きな収穫がありました。

居ながらにして日本全国の様子や景観が手に取るように得られた事です。

これは生き生きした新鮮な情報でした。

視野の広がりに驚きと感謝。

拙いブログを見てくださる皆さんに大いに感謝です

大晦日に家族への感謝と長寿を祝い、新年の新たな歩みに希望と幸福を願い、

お正月と年越しの祝膳を準備します。


お節重は毎年お取り寄せ。
ほかには家族の好物をあれこれ手作りします。
30日 チャーシューとなます       
30日夜 黒豆と昆布をそれぞれ一晩水につける。
31日 きんぴら、栗きんとん、煮しめ、昆布締め

年越しの祝膳

小豆がゆと蕎麦 かき揚げと海老天 尾頭付き鯛の塩焼き 和え物(納豆とオクラとめかぶ)


番外編

12月中旬に立派な柚子が届きました。毎年の事で、いつも有り難く、実は待ち望んでいます。

柚子ジャム(パン以外に、ヨーグルトや喉の痛みにお茶で)


柚子は皮、果肉、タネに分け、皮を湯がく。沸騰したら水を捨て水切り(3回繰返す)。皮は千切り。
フードプロセッサーで滑らかにした果肉と果汁、千切り皮、レモン果汁、グラニュー糖を加え、種を茶袋に入れて一緒に煮る(とろみが出る)。

柚子胡椒(赤唐辛子で作る)



鷹の爪を使用していましたが今年は一味唐辛子(50g)を使用。ゆずの皮をおろしたもの250g、天然塩60gとよく混ぜ合わせて煮沸した容器に保存。

1週間から10日で味が馴染んできます。

卵の茹で方


2〜3年前から「ゆで卵の作り方は沸騰したお湯に入れて半熟6分(長らく水から入れていましたが変更)」ところが最近2回ほど新しい調理法(⁉️)にトライ。

鍋に水を1センチと卵を入れる。蓋をして沸騰したら中火で4分、そのまま半熟なら3分、完熟なら10分程度蒸らす。この卵は10分蒸らして完熟にしたものです。

水キムチ


米のとぎ汁500cc、塩(小さじ3)と砂糖(小さじ1)を鍋に入れて温めて沸騰直前で止める。常温まで冷ましてスライスしたりんご(4分の1)と生姜(2分1)を入れる。漬ける野菜に塩を振り10分程度放置して水分を出す。ここでは白菜、人参、大根、長芋を用意しました。水気をよく切って保存瓶に入れ、直射日光の当たらない常温で、夏場は半日、冬場は2日発酵させる。その後冷蔵庫で3日追い発酵。

最後は米麹で作った甘酒。


電気圧力鍋に白米200g、米麹300g、水400ccをよく混ぜて入れ、発酵→58度→5時間。美味しく出来ました。

















春夏秋冬【冬至】

2024-12-21 13:59:08 | 日記
 12月21日は冬至
かぼちゃを食べ、柚子湯に入るのが長年の習慣です。
ビタミンが豊富で風邪をひかないためと思ってきました。
実は、かぼちゃは「なんきん」とも言われ、「ん」が重なり縁起が良く運を呼び込める言われていました。
かぼちゃを含め「冬至の七種」といわれるものが有ります。
⇒かぼちゃ(なんきん)、ぎんなん、にんじん、れんこん、かんてん、きんかん、うどん(饂飩と書き、うんどんとも読める)
どれも風邪の予防や冷え性や貧血の予防、体力の回復などの効果が期待できる食材ばかりです。
 冬至の七種を使った料理です。




かぼちゃのいとこ煮(かぼちゃ=なんきん)
蓮根のきんぴら(れんこん、にんじん、ぎんなん)
秋田のサラダ寒天(きんかん、かんてん)
肉饂飩(うどん=うんどん)



さて、もうすぐクリスマスです。
ちょこちょことお部屋を飾りながら、久しぶりの仲間と懐かしいランチ会を楽しみました。
自宅であれやこれやの手料理、ゆっくりお話タイムでした。



1人分ずつ小ぶりな三段重にお料理を詰めました。
鮭といくらの親子ちらし寿司


鶏もも肉の味噌照り焼き 煮卵とグリル野菜添え


タコといんげんの柚子胡椒サラダと生春巻き


大皿に  寒ぶり大根(あら煮)とカリフラワーとベーコンのチーズ焼き 
 
デザートは手作り芋羊羹と煎茶

 
 我が息子は、小学校入学の数日前に、突然「小学校に入ったらサッカーをする」と宣言しました。
宣言どうり地域のスポーツ少年団でサッカーを始めました。
小1のチームは15名程で、息子を含めどのお子さんもサッカー練習よりグランドの砂を集めて楽しそうに遊んでいるような小さな子供達でした。
その時から中学を卒業するまでの間、ずっと子供達の成長を共に見守ってきたお母さん仲間です〜
とても懐かしく楽しいひと時でした。




春夏秋冬【冬】

2024-12-11 12:25:59 | 日記

 12月早くも中旬、気ぜわしい時期がすぐそこまで来ていますが、いつからか年末を楽しもうと友人・仲間と忘年会やらランチ会を計画して楽しんでいます。お掃除は・・・

寒さに慣れない体は喉を痛めたり、寒気がしたり・・・風邪を引かないように健康管理が必要です。ということで体に良い【発酵食品】の調味料とその料理。

醤油麹とカレー麹です〜作り置きして冷蔵庫に保管しています。

元々発酵食品の醤油ですが麹を加えて更に発酵を進め、水を加えて美味しく減塩します。鍋物が増えてくる時期に出番が多くなりそうです。

カレー粉を使ってカレー麹。カレーは勿論、カレー風味の料理に最適。カレー煮込みうどんやスープカレーなど美味しく出来ます。


米麹を使います。


醤油麹

麹200g、醤油280g、水120mlの割合です。
容器(鍋)はきれいに洗って(アルコール消毒)、具材を入れて発酵させます。私は電気圧力鍋を使用(調理モード発酵⇒58度⇒5時間)。ヨーグルトメーカーや常温(夏場1週間程度、冬場は2週間程度で常温発酵)でも作れます。保存容器も清潔なもの(熱湯消毒やアルコールで拭いておく)。
塩麹も同じ要領です。(麹200g、天然塩60g、水300mIの割合)

醤油麹の納豆パスタ 

フードプロセッサー(ブレンダーなど)に大根を入れて潰し、さらに納豆、玉子、醤油麹を加えて攪拌して納豆パスタソースを作る。フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくを焼き、斜め薄切りにした長ネギを加えて炒める。葱がしんなりしたら茹でパスタを加え、醤油麹で薄味を付ける。パスタをお皿に盛り、納豆パスタソースを掛ける。トッピングに海苔を。

カレー麹
 
醤油麹と同じ要領ですが、材料は写真のとおり。
参考にしているレシピです。
カレー煮込みうどん
(カレー麹をスープ状にしてじっくりうどんを煮込む。)
 

豚バラ、じゃがいも、長ネギのカレー麹炒め

千切りじゃがいもを水にさらして澱粉を落とす。じゃがいもに合わせるように豚肉を細く切る。肉はカレー麹に漬けて下味を付ける。フライパンに油を入れ、潰したにんにくを炒めて、斜め切りにした長ネギを加える。肉を入れて炒め、火が通ったら、じゃがいもを加えて炒める。じゃがいもはシャキシャキ状態。味をみて、物足りないようならカレー麹を加える。

酒粕で作る甘酒                        


粕汁                         

野菜を沢山入れて、豚肉も加えました。
味噌と酒粕で味付け(どちらも風味を生かすために火を止める寸前に入れてください)。

庭の最後の花
【ソムリエールとユリオプスデージー】
  



春夏秋冬[秋から冬へ]

2024-11-29 16:08:54 | 日記
 11月22日から小雪、12月7日から大雪です。
 そろそろ私の田舎は、風花が舞う頃でしょうか。
冷たい風が冬を呼んで来る頃、その風で風花が舞います。
何処でもあることか思っていたら、からっ風の吹く群馬や静岡辺りで見られることのようですね。子供の頃、今時分初雪に喜んでいると風花だよと母に言われました。草津白根・万座辺りに降る雪が風で飛ばされて私の住んでいた辺りに舞います。
こんな日は母の作る「お切り込みうどん」がとても温かく、ほっこりして美味しかったものです。
 

お切り込みうどん
群馬の名物(?)群馬県人は大好きだと思います。
まずうどんを打ちます。
地粉を使いたいところでしたが、北海道産の小麦強力粉を使いました。
  
ボールに粉400g、水200g、塩4g入れてこねます。しっかり丸くまとめられたら、ビニール袋に入れて室温で寝かせる。(分量:4人分程度)
1時間ほど経過後ビニール袋を2~3重にして足で踏む。丸める。足で踏む。丸める。(3回程度繰り返す)
                    
3回繰り返して、最後はゆで麺用とお切り込みうどん用に塊を二つにしました。この段階で再度1時間程度寝かせます。
1時間後、一つの塊は、麺棒でのばして、うどん状に切り、大鍋で茹でました(5分程度)⇒ゆで麺
  

もう一塊は、お切り込みうどんになります。
うどんをこねて寝かせている間に汁を作ります。
大鍋に油を入れて、鶏肉、大根、人参、しめじ、ごぼう、油揚げ、じゃがいも、蓮根を炒めます。水を入れて沸騰したらしばらく煮込み、麺汁で薄味に味付けます。
塊を打ち粉をしっかり使いながら伸ばして、うどん状に細く切った麺(茹でると少々膨らむので細く切ると良い)を打ち粉を払いながら野菜が煮込まれた汁の中に直接入れて、麺が柔らかくなるまでに茹で煮にします。
麺のゆで汁と粉とで汁はとろ身がでます。汁をたっぷり作っておきましょう。



丸干しイワシのオリーブオイル焼き

丸干し鰯におろしにんにくを載せて、オリーブオイルをひたひたにかけて180度のオーブンで15分から20分程焼く。

春菊と韓国海苔のピリ辛ナムル

春菊を1分程度茹でてコチュジャンだれ(コチュジャンに味醂と鰹だしを加えてレンジで1分)と韓国海苔を加える。

デザートは林檎パイ
夫の大好物です。紅玉を見ると林檎パイが浮かぶようです。
林檎パイと林檎ジャムになりました。
手作りは、レモンの酸味が爽やかで甘さ控えめのパイになるので私も美味しくいただきます。