お通夜の日に

大腸がんが発見され
余命宣告３ヶ月とされ１年と４ヶ月

９月27日の夜にスーっと静かに息を引き取りました

６人兄弟の長女で早くに母をなくし、兄弟の母がわりとして強く厳しく優しく
ひたすら真面目に生きてきた姉
私とは長女と末っ子で17才離れて

50代で脳梗塞になり
活動的だった姉は左半身麻痺になり車が奪われた
時にはアッシーとなり通院や買い物に付き合いそのたびにランチを共にした

最後はお盆過ぎに入院した姉
全身転移したがンの痛みに耐えられず
コントロールしてもらうための入院
息子たちはもう家には帰れないと覚悟の入院だった

奇跡の３日間もあった
どんどん状況が悪化し
集中ケアの病室に変わり覚悟を決めた時
急に喋りだし
お腹が減ったと話し
テレビを見たいと言い出し､ケア室にはないと言うと残念がっていた

次の日行くと手に持っておにぎりを食べていた
アイスクリームやおかきがた食べたいとリクエストしていた
きっとその間に食べたいものを食べ、会いたい人にもちゃんと会えた
はず

母であり姉であり晩年は妹のように甘えん坊だった
私の大好きな姉
とにかくありがとう
いっぱいいっぱいありがとう


明日は告別式
最後のお別れをします

ひとり映画鑑賞

此の年にして生まれて初めて(大層な)

一人きりで映画観賞

どうしても見たい映画が多分万人受けしないので気軽に友人や同僚を誘う気にはならず

旦那を誘ってみたけど

やっぱり仕事とかで無理だとか

上映日も残りわずかなので思いきって決行

映画は
実在した「瀬長亀次郎」さんの
日記を元にした戦いのドキュメンタリー

人は何故ここまで強くなれるのか

沖縄民衆の声を寸分の迷いなく訴え続けられるのか

足元にも及ばないのは百も承知だけど

私にもその強さが欲しい

ぎゅっと身が引き締まる思いがした

此の思いを共有できないのが少し寂しいけれど

自分のペースで行動できるひとり映画

なかなかいいものかもしれない

また　来よう

一人ドライブ

次男の車のバッテリーがあがったとかで

駅前の駐車場へ旦那と二人ブースターを持って参上

エンジンは容易にかかったけど

しばらくはエンジンをかけたまんまでないとダメらしい

次男の車で少しドライブして帰ることにした

今日も30℃越えだけど田舎の景色は秋真っ盛り

ついこの間までは黄金色一色だった田んぼもあちこちで稲刈りが済み

切り株となった田んぼが一面に広がる

慣れない車で

しかもエンストしたらヤバいとおもい気がきじゃない

少しずつ暮れなずむ道を走りながら

夕焼けはキュンとなり

遠雷はドキドキし

コスモスは姿を探してしまう

夜勤明けの疲れた身体は

妙にセンチになり

ヒロシを思い出す

ただ走る事は滅多にないから

目的や時間制限のない一人っきりのドライブ

会いたいなぁ

中秋の名月

昨夜は中秋の名月

あんなに暑かったのに

ちゃんと秋を感じる

一時は口から何も入らなくなり主治医からも余り持たないかもと言われていた姉が

２日程前から喋れるようになり口を開けば食べ物のことばかり(笑)

食べたくて仕方ない様子

昨夜は熱いコーヒーが飲みたいとのこと

看護師に聞いて少し口にした

あー美味しい

やっぱりコクがある

とか言いながら満足げ

最近私はまた喉に違和感を感じている

ストレスからだと思うけど

それが此の数日全くなくて

原因は姉の容態かと納得

仕事が終わり病院に寄ってから帰宅

旦那や子どもを待つ間に外にでてみた

最近のスマホの写メのちからを借りて撮ってみた

少しでも長く此の穏やかな日を過ごしてほしいと願いました