【蟹バリズムの映画イズム】

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『極限の大地を駆ける』(2019年) 【ドキュメンタリー映画紹介】

2024年01月02日 19時07分00秒 | ドキュメンタリー映画

どうも皆さんこんにちは蟹バリズムです!

今回紹介するのは極限の大地を駆けるです。

ジャンルはドキュメンタリーとなっております。2022年 Maui映画祭(ハワイ) オフィシャルセレクション


【上映時間】

102分


【制作国】

撮影:台湾、アメリカ、ブルキナファソ、カナダ、オーストラリア、ボリビア、ナミビア、中国、チリ、南極

製作国:台湾


【監督・脚本・キャスト】

監督:マウセン・ファン
撮影監督:ジミー・ウー、フン・パンチャン
音楽:ルアンタン・アセント
製作総指揮:アソン・チェン
原案:マウ・センファン、イェン・ポーチェン

【各国映画賞受賞歴】

2022年 Maui映画祭(ハワイ) オフィシャルセレクション


【あらすじ】

台湾人のトミー・チェンは、ウルトラマラソンのランナー。険しい山岳地帯や極寒の雪原、灼熱の砂漠地帯など、究極にハードな環境下での数百キロのレースに出場する。ヒマラヤ、北極、南極を含む7大陸8レースのウルトラマラソンを5年がかりで完走。タフな肉体と精神の持ち主だが、2011年に咽頭がんが見つかった。手術後6カ月の休養をとったものの、以後はひたすら走り続けた。2016年、トミーは4大砂漠で計1000キロを走破するウルトラマラソンの世界選手権に挑戦。目指すのは優勝だった。ナミビア、中国、チリ、そして最後は南極という過酷なステージが待ち受ける。想像を絶する気象条件により、思わぬトラブルにも見舞われる。人間心理の極限に迫るドキュメンタリー映画。


【ネタバレなし感想】

今まで「国際ウルトラマラソン」という競技を知らなかったのですが、この作品をきっかけに新しい世界を知ることができました。

国際ウルトラマラソンは、アフリカのサハラ砂漠、アジアのゴビ砂漠、南米のアタカマ砂漠、南極の氷四段で開催されます。極寒、酷暑、強風、極度の乾燥など、悪条件の場所で、それぞれ250キロのコースを設定。7日間で走り切るものです。過酷な環境はもはやマラソンではなくサバイバルと言っていいほど。最終ステージの南極は、サハラ、ゴビ、アタカマの3つのうち2つ以上完走しないと出場できないルールになっています。ランニングは誰でも始められる身近なスポーツですが、ウルトラマラソンのような、極めて高いハードルの大会があるのが奥深さと言えます。

とんでもない競技ですよね。

そんな競技に命をかける青年

走っている途中にいろいろなトラブルに阻まれます。

なぜ命をかけるのか。

なぜ走り続けるのか。

その答えがここにあります

絶景の中で走り続ける彼を応援してください。

ドキュメンタリーでしか味わえない感動をぜひ。



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