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☆ 【書評】「すべての時間を花束にして」(まど・みちお)
聞き語り形式の本です。まどさんの歴史が凝縮されていると言っても過言ではないでしょう。
色々と話されている中で、頭に残った言葉を述べてみます。
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「生き物をほほずりしたくなる。
可愛いという感じです。
人間もおなじだと思っています。
ただ、いつもそうありたいと思っていても、
つい「憎らしい」という感情を持つことがありますね。
勿論、そのまま行動することはないでしょうけど、、
この「憎らしい」という感情はどうして出てくるのか、
じっくり考えてみることが必要でしょう。」
----------------------------------------------------
実は、SDTM自身、最後の
『この「憎らしい」という感情はどうして出てくるのか、じっくり考えてみることが必要でしょう。』
という言葉が ぐっさり 胸に刺さった感じです。
ついつい感情を抑えているが、その本質に迫った経験はあまり無いです。
『他人にも言い分はあるだろうな』
という漠然と考えていましたが、
『どうして、そう自分が何故思うのか』
と問いただすことはあまりやっていないのです。
『いつまで経っても大人になれないのね。』
と妻に言われています。ちと反省しなくては。。
聞き語り形式の本です。まどさんの歴史が凝縮されていると言っても過言ではないでしょう。
色々と話されている中で、頭に残った言葉を述べてみます。
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「生き物をほほずりしたくなる。
可愛いという感じです。
人間もおなじだと思っています。
ただ、いつもそうありたいと思っていても、
つい「憎らしい」という感情を持つことがありますね。
勿論、そのまま行動することはないでしょうけど、、
この「憎らしい」という感情はどうして出てくるのか、
じっくり考えてみることが必要でしょう。」
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実は、SDTM自身、最後の
『この「憎らしい」という感情はどうして出てくるのか、じっくり考えてみることが必要でしょう。』
という言葉が ぐっさり 胸に刺さった感じです。
ついつい感情を抑えているが、その本質に迫った経験はあまり無いです。
『他人にも言い分はあるだろうな』
という漠然と考えていましたが、
『どうして、そう自分が何故思うのか』
と問いただすことはあまりやっていないのです。
『いつまで経っても大人になれないのね。』
と妻に言われています。ちと反省しなくては。。
以前、“いい言葉ねっと”というところで読んだ言葉が頭に残っています。
「人を憎むのは、
ネズミ1匹追い出すために、
家全体を焼き払うようなものだ」
エマソン・フォスディックという人の言葉らしいです。
憎しみは、振り回されると見返りというか失うものが多すぎますものね。
どうして出てくるのかを考えれば、自分を守るため。
少し愚かに、少し鈍感に暮らしていきたいと思います。
おひさしぶりですね。(^^)
まどさんのこの本は残念ながら読んでいません。
ですが、まどさんはちっともお変わりになっていない。そう思います。
まどさんの詩は、とても「あたりまえ」のことを書いていらっしゃる。ワタシたちは、「あたりまえ」のことをすぐに忘れてしまう。このことにつきるのではないかと思います。
まどさんの言葉に「チカラ」があるのは、堅苦しく言えば、それが「真実」だから・・。
「あたりまえ」のことを忘れて生きていくことは、とっても楽なこと。でも、人間としてなんかオカシイ。ワタシはまどさんの詩を読むと、いつもそんなことを考えさせられてしまいます。
--(や)--
記事にしてから大分経てからTBさせて
貰っています。
大した内容でもないのに、、少しは広がるかな、、
と思い、記事にしています。
しかし、きっかけはBLOGの輪によることが
多く、皆さんの触発によるものです。