不登校ひきこもり支援のNPO法人 FIRST STEP 経験のある親たちが悩める若者のために立ち上げました

R3年現在でファーストステップは20年の実積があります。HPはhttps://1st-step.tokyoです。

当事者を抱えるお父様方に

2014-11-18 | 参加者の声
当事者を抱えるお父様方に
 ひきこもりは当事者自身が、「自分で何とかしなくては、思い立たない限り、親としては、どうにもならない」とお考えのお父様方に、
「その通り」と私は賛同します。

 そして、ここでもう一度、ひきこもる前を 振り返ってみてください。
 お子さんは、自分で何とかしなかったのだろうか?、

 私が知るひきこもりの子達は、「仕事に忙しい親に迷惑を掛けては、負担をかけては」と、自分で何とかしていました。
何とかとしても、解決できず、「助けてほしい」とメッセージも発していました。
 その時、親たちは、「今は忙しい、自分で何とかしろ」と突き放したか、「メッセージに気がつかなかった」か、いずれかが原因で、引き込まざるを得なくなったと聞きます。

 私達は、ひきこもりを「水に溺れてパニック状態にいる」と認識しています。
 彼等は、過去、自分で何とかしょうとしてきていました。
今でも、親たちの対応に絶望し、反発ししながらも、あがいています。
 
 親たちは、この状態を、「子供達は、パニック状態にあり。冷静な判断は出来ない状態にあり、このままでは精神が壊れてしまう」と認識してください。

 親たちは、今、対処することは、「子供達に、浮き袋を投げ与え、冷静さを取り戻させなくてはなりません」。
さもないと、あがきつかれて溺死してしまいます。
 その認識を是非、お持ちいただきたいと思います。東京A