不登校、ひきこもりの自立支援者に保有資格は意味がない

不登校、ひきこもりの自立支援者に〇〇士とか、〇〇医とか、そういった類の資格はこれらの救いを求める親子にはあまり意味がないように思います。

子どもを救えるのは
「人間力の優れた人、心の知能指数の秀でた方、数々の経験（特に失敗から苦労して立ち直った経験や自立支援の現場経験）を積み重ねた方であり、自らを子供の目線に合わせられ、子どもの心に寄り添える実践力のある方」
です。
机上の理論を学んだからといって、難しい資格を持っているからといって、目の前の子どもを実際に救えるわけではありません。

むしろ、資格があるがゆえに、〇〇理論、等に則って固定的な思考行動してしまうことで、子どもをみる視野が狭くなり、柔軟性がなくなり、その子にとって自立するために大事な本質を見誤るかもしれません。
木を見て森を見ず、ですね。

MBAを修了しただけでは「経営はわかるが、できない」ということと同じですね。
世の中には決算書の見方はわからないが、直観的な感覚で優れた経営ができる経営者は沢山いらっしゃいます。



私達は我が子を救おうと必死の思いで彼方此方の自立支援者を見てきました。

不登校や引きこもり関連の本を書かれた自立支援者にも会ってきました。

ですが、「この人は本物だ！」という方は大変に少ないです。


子どもを救いたいがために藁にもすがりたい気持ちの親御さんたちは、偉そうな資格や自信たっぷりな自立支援理論の話には騙されやすいです。
特に「お子さんを短期間で自立させます！」という自立支援業者は怪しいと思った方が良いと思います。

そういう時は、私たちのような経験者に相談することをお勧めします。
いろいろ苦い経験をされて私たちのところへ辿り着いた方は沢山いらっしゃいますよ。

とにかく、本物の自立支援者を探しだそうと思うとき、決して資格に惑わされないでくださいね。

追記
あくまでも、私個人の考えですが、フーテンの寅さんのような方が理想的な自立支援者かもしれないと考えています。（東京Ｉ）