法人概要
私達は不登校ひきこもり支援をビジネスとしてやっているわけではありません。
不登校ひきこもりの子をもったことのある親たちが他の悩める若者を救いたくて立ち上げたNPO法人です。
もともとは、愛する我が子の不登校、ひきこもりをどうにかしたくて彼方此方の自立支援事業者を探し回り、良いところが見つからず、途方にくれた親たちの集まりから始まっています。
藁にもすがりたい気持ちの親は悪徳業者や怪しい宗教の餌食になりやすく、全く解決にならないどころか、家庭が破たんに追い込まれることにもなりかねないのです。
親の心に付け込めばいくらでもお金をせびる事ができるからです。
意外に儲かってしまうので悪徳業者が存在するわけです。
また、安易に「○○か月でひきこもりから脱出できますよ」という業者がいたとすれば、信用しないほうがいいと思います。
ひきこもりからの回復に要する期間はひとそれぞれで異なるからです。
むしろ、「ひきこもりの回復には時間がかかるものだ、と親は腹を決めてください。」とハッキリ言ってくれる支援者こそ信用できると私たちは実感してきました。
そんな悩み苦しみながら子を回復させた経験ある親たちが
「親が変われば子が変わる」という考えのもとで団結し、互いに情報を共有し、教え合い、勉強し、相互支援すること、そして、信頼できる本物の自立支援のプロフェッショナルを皆で探し出して指導を仰ぐ、その両建てで我が子を自立させ、さらには他の不登校、ひきこもりの家庭をも皆で協力して救おうではないか、
とするNPO法人です。
(「親が変われば子が変わる?」について疑問を持たれた方
はこちらをクリックしてみてください。)
(「変わるべきなのは親ではなく、ひきこもっている我が子であって、
なんで親が勉強しなければならないのか?」と疑問に思われた方
はこちらをクリックしてみてください。)
任意団体であったときから活動を開始し平成5年現在で22年以上にわたり活動してきました。
多くの若者を自立させてきたという自慢できる実積があります。
ただし、決して傷の舐め合い的な自助グループではありませんのでご承知ください。
東京都のひきこもり等のサポートガイドライン
なお、当会は以下のガイドラインの理念に沿って運営しています。(2023年3月追記)
1.当事者一人ひとりの尊厳を守る
2.地域の理解者や協力者を広げる
3.「当事者本位」の視点を徹底する
4.家族支援を推進する
5.当事者の多様性に合わせ、寄り添う
私達の参加組織
・内閣官房 孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム会員
・ひきこもり地域家族会連絡協議会東京
・新宿区社会福祉協議会会員
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2001年より活動開始
活動拠点:東京都新宿区高田馬場駅周辺
利用者は新宿区民だけでなく、他区の方、関東、東海、中部地方の方もいます。
NPO法人 First Step 理事長 岩崎 雨人
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Mission(会が社会に対してなすべきこと)
ひきこもり・不登校の当事者の苦しみを根本的になくす。
Vission(会が目指すあるべき姿)
ひきこもりからの復帰には親子の信頼関係再構築が第一義である。加えて、適切なタイミングでの、長期にわたる継続的、かつ柔軟なケアに携わる第三者の介入を必要とすることが多い。
そのため、当事者に寄り添い、伴走できる実践的な支援者の育成に努める。また、その支援者が無償奉仕ではなく、生活維持できる組織作りを目指す。
Value(会の構成員が具体的にやるべきこと)
1.当事者の復帰のためには、家族間の信頼関係再構築が最も重要であることを理解してもらう。
2. そのうえで、「親が変われば子が変わる」という理念のもと、「まず親こそが子の復帰に主体的に動かなければならない」ということを知ってもらう。
3. 知ってもらったうえで、親、家族、支援専門家、カウンセラー、ピアサポーター、他の相談者、関係者とのグループ勉強会で、お互い対等な立場からの対話を通し、復帰への具体的な道を参加者全員で模索し、さらには実際に行動する。
4. そして、当事者が無理なく社会とつながり、孤独・孤立から解放され、自分自身のための人生を切り拓けるように支援する。