不登校ひきこもり支援のNPO法人 FIRST STEP 経験のある親たちが悩める若者のために立ち上げました

R3年現在でファーストステップは20年の実積があります。HPはhttps://1st-step.tokyoです。

他のひきこもり親の会に参加したら

2014-08-04 | スタッフの声 mail:hello@1st-step.tokyo
 最近、新しく参加された方から、他のひきこもり親の会に参加したら、補助金の話、政治の話、身体障害者支援の様な話が多く場違いのところにきたという印象を受けて当会にやってきたというお話を聞きました。
 その会には、私も以前、カウンセラー料の保険扱いを政治陳情すべく、1年位、属したことがあります。
 その会では、最初から身障者の団体の様に、政府からの補助金を求める政治活動にウェイトがありましたので、わが子にとって良いこととは思えませんでした。
結果として、その会では、当事者のひきこもりが、長期化し、そこから脱することが困難の方が増えて、ひきこもりを病気と認めて欲しいという親達が中心の活動になっている傾向があるのではないでしょうか。こうした会も必要と思いますので、そうしたニーズの方は、そうした団体に参加されると良いと思います。

 私達は、ひきこもりを労働厚生省の定義の様に、病気ととらえず、ひきこもっている状態と捉えています。
政府の支援より自分達でなんとかする自助にウェイトを置くことの方が、わが子の人生にプラスと考えて、この会をスタートさせました。
このことは勉強会のページに、毎日新聞の編集委員をされていた滝野氏が、その印象を夕刊のコラム憂楽帳に書いて下さっています。

 この会では、私達は、このホームページのトップページにある様に、ひきこもりを病気とは捉えていません。
人生成長の一段階と捉えて、ひきこもり体験をハンディとしない生き方を求め、社会で充分、他人と伍してやっていける人格に育てようとしています。
その様な子育てをしたいと望まれる方には、この会が好ましいのではないでしょうか。
 新しい参加者の印象から、初心のお話をさせて頂きました。事務局



 一家で引越しされたkさん、ご子息が働きはじめられたそうです。
環境を変えることで、新しい動きが見られました。
 昨日、参加のYさん、早速、行動を開始されました。
その迅速さに驚くと共に、私達も嬉しい限りです。一日も早く、回復の兆しにつながると良いですね。東京A