さらに、「親が変われば子も変わる」について
話をしてみたいと思います。
次の次の次の段階
(お子さんがかなり回復の見込みが出てきたころ)
として話をするならば、
まず、
子供のために自分を変えようと思っているうちはダメなんだと思います。
よく言う
「オヤジの背中で語る」
という昔からの子育ての言葉がありますよね。
でもその意味を考えず
「子供のためガンバル意識」があるうちは
子供のことが心配なのであって
親自身の心に余裕がなく、まだダメということです。
何かしらの無言の圧力が子にかかっています。
子どもからしても、
「それはお前自身のことであって、俺には関係ないし勝手なお世話だ。
自分だけ楽しみやがって(怒)」
と思われるだけな様な気がします。
(それだと、なかなか変わらない子供をみていたら落胆するだけだとおもいます。)
親父の背中で語る
親父は子のことは考えず、
勝手に自分の人生をワクワクして生きているが、
それが不思議と鏡のように無意識に子の心に反映してしまう。
という意味なのではないかと私は勝手に解釈しました。
親は子ではなく、あくまでも自分のために、
ワクワクするような残りの人生を過ごすために
少しずつでいいから、身をもって
自分の囚われた新自由主義的価値観、人生観を
敢えて踏み外し、主体性の塊となって
新しいことに挑戦してみる。
「アレっ!最近、クソ親父、なんだか変わったな???
メチャ悔しいけど、なんだか楽しそうだな。
いつもの親父と違う。」
と思われたら
無意識の背中が語り始めたということなのかもしれません。
それの親父の行動が、
我が子に与えてしまった
「主体性の喪失」、そして
その上に立つ「囚われた価値観、人生観」から
子が思い切って踏み出す勇気を与える気がします。
ただし、
当たり前ですが、子どものことを
放りっぱなしにしてという意味ではありません.
子が求めることはしてあげてください。
そして、すぐに期待しないで、
そのうちいつか、
この子が自分の形に会った幸せをみつけ
自分でなんとかすると期待しましょう。
そういうことですので
お断りしておきます。
ということで、4回にわたり
勉強会の親御さんとお子さんの回復過程
をみていて思ったことをツラツラ書いてみました。
(おわり)
居場所 はじめる一歩の会
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