不登校ひきこもり支援のNPO法人 FIRST STEP 経験のある親たちが悩める若者のために立ち上げました

R3年現在でファーストステップは20年の実積があります。HPはhttps://1st-step.tokyoです。

自分が立ち直れたのは、親離れが出来たことだ。

2015-03-16 | 参加者の声
昨日の勉強会は、新しい方が三組参加されました。
 新しい方が参加されるたびに、昔のことを思い出します。
この会が、スタートした頃、立ち直り社会に復帰した3人の若者達が、体験を語ってくれました。
 自分が立ち直れたのは、親離れが出来たことだ。
親離れとは、親に依存しないこと。即ち、親に期待しないこと。親を当てにしないこと。
 それまでは、この様に育てた親に責任がある。親を許せない。親の価値観を変えろと責めてばかりしていました。
今は、老い先のない、60-70歳になった親たちに、今まで生きてきた価値観を変えろと言っても、それは無理だし、不可能だ。と気がついたこと。

 親が考え方を変えてくれれば、解決できると、思っている間は、問題の解決を親に委ねていると気付いたこと。
あーゆう親をあてにしないで、自分で自分の行き方を見つけていくことの方がはるかに解決が早いことに気がついた。

 昨日の三組の親御さんたちの話を伺って、その当時のことを思い出しました。
我々も、その様にして親離れしてきたのですから。
 親も子も、共依存になっていないか、昔は、そんな議論を良くしたものです。

 次回の月例会にも新しい方が参加されます。
 皆さんの中には、きっと同じ様な感想をもたれた方も多いのではないでしょうか。東京T