数えで還暦の私が昨日チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン72kmを完走いたしました。
正直なところ、とても嬉しいです。
振り返ると、本格的に始めたのは2011年の若潮マラソン10kmランからだと思います。
2010年に変形性ひざ関節症と医者に言われ、リハビリにと光が丘公園の散歩から始まって、徐々に走りを入れ、半年たって出た大会でした。
なんとか、ヒイハアいいながら完走しましたが、やってみるともっとカッコよく上達したいと思いました。私より年配の方々が楽々私を追い抜いて行きましたから、ショックでもありました。
ところが、私には若いころバイクによる若気の至りという足の怪我があり、人体構造上、どうしても早く走れません。
左足首が人並みには曲がらないのです。
走るとシューズを擦りながら走ってしまいます。
努力しても甲斐なしなら、ランニングもやめようかと思い出したころ、山下さんの紹介でランニング先生たちと知り合い、ウルトラマラソンの奥深い世界を知りました。
早くなくてもいい、淡々とゆっくり長く走ることさえできればいい。
しかも、完走した人は皆、優勝者で祝福されるという。
年齢だってさまざまで、お年寄りなんて沢山いる。
スタートも普通のマラソンのように1秒でも早くするために、できるだけ前からスタートするなんてことはなく、スタートの合図とともに準備体操する人もいるぐらいの気持ちのゆとりがある別世界だという、・・・
『なんか、カッコいいなぁ~』、そう思いました。
文字通り、ウルトラマンになれるって感じがしました。
結局、先生たちのランニングの仲間に入り、仕事の合間をぬって練習し、途中の挫折の谷も先生方の励まし光線、おだてられ光線?を日々浴びながら、復活し、ようやくウルトラマンに変身できたという気がしています。
膝の痛みもなくなりました。
あの某K大病院の先生の『変形性ひざ関節症』はどこへいってしまったんでしょうね。
次は100kmに挑戦です。
それでは、このへんで・・・シュワッチ!東京I