不登校ひきこもり支援のNPO法人 FIRST STEP 経験のある親たちが悩める若者のために立ち上げました

R3年現在でファーストステップは20年の実積があります。HPはhttps://1st-step.tokyoです。

次の勉強会は11/10日曜日のお知らせ+「昼夜逆転」という安定剤について

2019-11-05 | 勉強会,居場所の連絡、報告
次の勉強会は11/10日曜日です。

先月は台風にの影響で勉強会はお休みとなりましたが、今回は予定通り実施できそうです。

今回の会場は

 東京都豊島区高田3丁目14番29号 KDX高田馬場ビル3階

 学研・首都圏中央教務センター内 会議室

です。

参加希望の方はFIRST STEPの紹介をご覧ください。

-----参考-----

昼夜逆転について

以下は不登校新聞の記事より抜粋し、掲載させていただきました。

「不登校の子の「昼夜逆転」は一体なぜ起きるのか
学校どころか起床すら無理」

より抜粋

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朝に目が覚めて、夜は眠る。そんな「当たり前」だと思われている生活リズムがひっくり返って、夜に目覚めて、朝が来てから眠る生活を「昼夜逆転」と言います。

この昼夜逆転生活、不登校だと、ほとんどの子どもが通る道だとも言われています。

私自身も不登校だった中学2年生のときは、昼夜逆転生活となり、深夜がメインの活動時間だったこともあります。

なぜ深夜に活動するのか。
深夜は「学校へ行かない時間帯」であるため、
無意識に本人の気持ちが落ち着くため
だと言われています。

つまり、
不登校の自責の念が薄まり、その間だけ心の元気が取り戻せるようになる
のです。

また、この漫画のように親とのバトル……、と書くとまだ平和ですが、
親子で傷つきあって消耗していくことを避けて昼夜逆転をする人も多い
です。

昼夜逆転はぎょっとする人も多いです。「もう二度と普通に戻れなくなる」と思い詰める親も多いです。

しかし、
本人の「今」を大切に、昼夜逆転生活も生活リズムの1つだと保障される
と、漫画のように自然と昼夜逆転がおさまっていく人が多いと言われています。

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ゲームやパソコンに夢中になって、何もしていない。
そんな我が子を一刻も早く立ち直らせたいと親は焦りますよね。

ただ、楽をして遊んでいるようにしかみえないかもしれません。

ただ、子どもにとっては
「これ以上、心が壊れないように無意識に昼夜逆転をすることで、不安な心を安定させている」
ようなのです。

昼夜逆転は心の安定を保つためのギリギリの選択であり、深い意味があるということです。

身体の自己治癒作用として、心が生み出した安定剤のようなものです。

・・・

とはいえ、親は心配でじっとしてられないかと思います。

はたして、いつまで待っていたらいいのか?

親は何もできないのか?

そんな時は私達の勉強会で、経験者の話を聞かれることをお勧めします。