不登校ひきこもり支援のNPO法人 FIRST STEP 経験のある親たちが悩める若者のために立ち上げました

R3年現在でファーストステップは20年の実積があります。HPはhttps://1st-step.tokyoです。

次の勉強会は9/8日曜日のお知らせ +「君はなぜ忙しいの」の記事

2019-08-23 | 勉強会,居場所の連絡、報告
次の勉強会は9/8日曜日です


今回の会場は

 東京都豊島区高田3丁目14番29号 KDX高田馬場ビル3階

 学研・首都圏中央教務センター内 会議室

です。

参加希望の方はFIRST STEPの紹介をご覧ください。

----参考------

我が家の冷蔵庫には5月から、ある新聞記事の切り抜きがずっと貼られていて、見るたびに感心します。
多分、このまま何年も貼られていると思います。
なかなか、深い話だと思いますよ。
是非ご覧ください!



「ハーバード大学にいた当時、可愛がっていただいた新進気鋭の数学教授だった広中平祐先生からよく昼食のお誘いがあった。
ある日実験中に先生が来られ、いつものように誘われた。

手が離せない実験をしていたので、お待ちいただいた。椅子に座って私をじっと見ていたが、少したってから、“ 君たちはなぜいつもそんなに忙しく動いているのだ? そんなに働いて不安ではないのかい? ” と尋ねられた。
忙しく働くことが当たり前だった私は、驚いた。

先生は、“私は何もしないでハンモックで揺られ、ボーっと考えている時に一番安心する” と言い、さらに、“忙しく働いていると、自分の人生の大切な時間を無駄で不要の仕事に使っているのではないかと、不安になるのだ” と続けた。

別世界の風景を見せていただいた。
さて、それから数年たって、先生の言葉が気になり始めた。

その後、私自身いくつかの発明や発見で、新しい考えが心に浮かんだのは、いつもボーっとしている時だったのである。
決して集中して考えている時ではなかった。

座り慣れない法事で長いお経を聴きながら、自分の研究をあれこれ考えている時は、実に珠玉の時間で、次々と新しいアイデアが湧き出てくる。
そして今では距離をおいて、ボーっと考えることは、私の研究のつきない泉となった。」

----以下。ウィキペディアより
広中 平祐(ひろなか へいすけ、1931年(昭和6年)4月9日 - )は日本の数学者。
ハーバード大学名誉教授。
京都大学数理解析研究所元所長。
山口大学元学長。
日本人で2人目のフィールズ賞受賞者である。
専門は代数幾何学で、フィールズ賞受賞対象の研究は「標数0の体上の代数多様体の特異点の解消および解析多様体の特異点の解消」。
日本学士院会員。
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