不登校ひきこもり支援のNPO法人 FIRST STEP 経験のある親たちが悩める若者のために立ち上げました

R3年現在でファーストステップは20年の実積があります。HPはhttps://1st-step.tokyoです。

≪注目‼≫「発達障害」と呼ばれる子どもたち、のお知らせ

2021-02-22 | 関連情報
お知らせです。
私達にとって興味深いオンラインの催し予告がありましたので
お知らせします。

無料で参加できます。

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3月1日オンライン研究会
「発達障害」と呼ばれる子どもたち
――過剰診断と社会のひずみを問う:医療の現場から(オンライン)
午後7時から9時30分 

申し込み先 https://select-type.com/ev/?ev=DaMPkr6QYk8

ご存じのように、この10年間、「発達障害」と診断されて特別支援教育の対象となる児童生徒は、少子化にもかかわらず、毎年約8%ずつ増加しつづけています。

一体、何が起きているのでしょうか。

今回、お話をいただくのは、独立行政法人四国こどもとおとなの医療センター児童診療内科医長の牛田美幸先生です。

牛田先生のお話は衝撃的です。
そもそも、
「発達障害」の疑いで来院する子どものうち、かなりの割合は、脳機能障害によるものではなく、極めて社会的な因子に由来していること。
様々な社会のひずみが、弱いところに集中していく構造があり、学校と行政さらには家庭とが緊密に情報をやりとりする中で、逃げ場を失っている子どもも増えていること。
結果的に子どもに責任がかぶせられ、「発達障害」と診断されている実態を疑わざるを得ないこと、
などなど。

なぜ「発達障害」と診断される子どもが増えているのかに関する牛田先生のお話は、医師として日々子どもと親に向き合っているからこその洞察に満ちており、家庭・学校・子どもの関係性の中で何が起きているのかについて多くの新たな発見が参加者の皆さんにはあることでしょう。

牛田先生のすごいところは、多くの子どもたちを診断する過程で、親向けのオリジナルなプログラムを開発されたことにあります。
牛田先生は、社会の抑圧のなかでしんどい思いをしている親と、しんどい思いをしている子どもとが、再び関係を結ぶために、親に必要なことは何かという困難な問いを、そのプログラムの中で解こうとされています。そこには、抑圧的な社会のなかでも、より幸福な生き方を模索するにはどうすればよいのかについての多くのヒントを含んでいます。そのお話は、より抑圧度を増していくであろう未来の中にも希望はあり得るのだという期待を感じさせるものとなるはずです。

なかなか、医師の立場の方から、生のお話をうかがえるチャンスは少ないかと思います。
「発達障害」と呼ばれる子どもについて、ご関心をお持ちの多くの方にぜひ参加していただきたい研究会です。
ひとりでも多くの皆様のご参加をお待ちしています。

なお、3月5日午後8時から10時に、ご参加された方だけを対象としたフォローアップセミナーを予定しています。
(3月1日のセミナーを申し込まれた方にのみ当日のURLをお知らせします)

3月1日オンライン研究会「発達障害」と呼ばれる子どもたち――過剰診断と社会のひずみを問う:医療の現場から(オンライン)
午後7時から9時30分
申し込み先 https://select-type.com/ev/?ev=DaMPkr6QYk8

東京大学教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター
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