夏のフォトグラフ

このジャケットはイイですねぇ。とても彼女らしいと思います。
太陽の光を浴び、爽やかに笑う笑顔。
かわいい笑顔じゃなくて、笑いすぎない「微笑」て点から既に大人ちっく路線へと行こうとしていたんでしょうね。
曲は印象的なメロディで、ミディアムテンポなんだけど、前曲もミディアムスゥイングなシングル：めざめ、だったので、ちょっと
食傷気味ですね。もっとアップテンポな曲を！当時思いましたねｗ

その後、アップテンポで発揮される男性ボーカリストに負けない力強さの歌い方が確立しています。
なので、この曲をカラオケの時には普通に歌うより、力を込めた歌い方の方がグッ！ときます。

前年度から各ランキングでベスト１０内に入り、更に上位へのランクインしてきたものの、売上枚数は安定期に入ってしまいブレイクした時の爆発力が薄くなってしまってもったいない。
というのも、もっとわかりやすいアイドル曲をシングル化すれば（例えば河合奈保子の「スマイル・フォー・ミー」のような）、楽曲的人気力と、本人の人気力の相乗効果でより飛翔できたのではなかろうか。
世間が求めていた石川秀美の曲って、明るいメジャー調でアップテンポな曲だったと思われるんだよねぇ。
シングル：涙のペーパームーン、Hey!ミスターポリスマンのランキング、売上枚数の上昇ぶりをみると、そう断言できるのであるが、制作サイド的には、きっとCoolでTightな秀美像を一環して貫いたのでしょう。アイドルとして、というよりもアーティスト・歌手育成というとこにポイントを置いた感じ。それは河合奈保子の進化具合と同じ方針だったのか？！

曲作りに至ってはシングル：ゆ・れ・て湘南の進化バージョン？てな感じで小田裕一郎作品。
翌年の夏ではメジャー調な明るい曲になりましたけどね＞シングル：Sea Loves You～キッスで殺して
後あまりきかないけど「ルーララルーラ」ていう歌詞もなかなかありませんね。イイかワルイかは別として。

そして、記念すべき１０枚目のシングルということで、これまでのメドレーと、ＭＣが入ったレコードが発売？抽選でプレゼント？

あったみたいなんですが、これが未入手なんでどんな内容か知ってる方がいらっしゃったら是非教えて欲しいですね。
メドレー聴いてみてぇ。自分でも２度ほど作った事あるだけに・・・

♪夏のフォトグラフ、青い風の中で♪初夏～夏にかけて爽やかな自然の色が表れていて清々しい。
本人の輝き度も増してきた頃でした。