これまでにないほどのシリアスな曲調、歌い方で熱い曲という印象が強い。
最高にカッコイイ曲である。イントロから静かにCoolに始まり、最後のエンディングのEギターの音も超COOL。
ドラムは打ち込みではあるのだが、その淡々とした中にも各譜面により情熱が濃く描かれている。
得意とするアゲアゲなシングル(Side_A):Everynightでは軽めに歌っているのと対照的でとてもいい。
こちらはミディアムテンポで、後期の石川秀美作品には多いリズムであり、これまでのSide_Bの曲調を踏襲したつくりでありながらも、より大人な雰囲気と歌唱で聴かせる曲。
Bridgeからの転調がとても新鮮ながら、Tightに曲を盛り上げている。
間奏や裏で鳴るEギターの鳴きの音がとても良い。ハードロック/歌謡曲という感じであるが、このカッコヨサが出せるのは石川秀美の真髄である。
全盛期の相川七瀬や、現在ではAvril Lavigneなど女性ボーカルの中でもワビサビを表現できる技であり、
アイドル:石川秀美からアーティスト:石川秀美である事が証明される。曲、アレンジ、歌唱こ3つの点がバランスよく取れている。
石川秀美の声質をすごく活かした感じがあり、強弱だけでなく情熱的な歌い方が好ましい。
アレンジ変えて、HipHopもしくはR&Bにしてもイケルはず。
また、あまり芳しくない評価のクドイ感がダメな人にはきっとダメそうな曲でもあるw
自分的にはクドク歌えてこそ、歌=オリジナル性のある歌唱、というのが歌もしくは音楽の概念であるので、大絶賛曲である。
ツッコミどころがないくら完成度が高い曲。
シングルレコードにはない、CDシングルならではの裏ジャケットの画像を掲載。
レコードからCDへと音楽機材の普及が転換すさまじかった頃で、まだレコード時代だった自分には見覚えのない写真でしたw
近年、Getして初めて見たのである。
Side_A同様、これまでよりも大人で哀愁に満ちた歌詞の世界観と合致している女性像の石川秀美が写っている。
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