目前に迫ったバンドブーム。ロックに傾倒しつつ、自分の持ち味を活かした石川秀美のPOP ROCKである。
1986年の14thアルバム:Pasticheで行ったロック化をより硬質化したサウンド曲。
メジャー調の明るいガールズロックな感じは、前作15thアルバム:Blancheでの3曲目♪Badangeを彷彿する。
奇しくも作曲家は同じである。作曲家:和泉一弥。
Facebookで拝見させていただきましたが、彼の好きなアーティストを見てると、この曲のインスピレーションに納得である。
それにしても、作詞編曲の大御所の方々は故人なんですね。そう思うとなんとも作家と歌い手の奇跡的なめぐり合せ、
そして曲の完成度につながり、あの頃の我々に聴かせてくれたと思うと、詞、曲、アレンジ、歌手、聴手という5重奏が今日に繋がったと実感しますね。
編曲家:大谷和夫は石川秀美のデビューの頃からのアレンジを手がけていて、今作のように後期においてもクレジットをみかけるのはアイドル時代のファンも嬉しいんじゃないでしょうか。
この曲は当時のライブツアーでも披露された記憶があります。”HIDEMI SUMMER LIVE"Sur"”
大阪・なんばのMUSE HALLで行われました。
なかなか会場が見つけられず、入ったら1曲目が始まってた、ていう苦い思い出。バーボンハウスの温もりと違って近代化されたライブハウスだったな。
このツアーも石川秀美ロックツアーでEギターを演奏しており、歌番組でも披露。アンルイスの日比谷野外音楽堂ライブに早見優と共にゲスト出演もして、
ステージパフォーマンスも飛翔。特にこの曲なんてライブ映えする楽曲である。
イントロからのドラムリズム、間奏のEギターなど、ドラムンリズムが冴えてる。プレイし甲斐のある楽曲ですね。俺ドラマーだったのでw
特にこういう元曲を生演奏でより派手にプレイしてくれたりするとかなり盛り上がった記憶がある。
楽曲のノリの良さに歌をノセるのが上手な石川秀美。声も弾んでますわ。この曲は2曲目に位置するのだけど、1曲目のシリアス路線と違って、
元気な前向きロックソングの意図を説くように、優しくも、強くも、歌いこなす石川秀美のボーカルスタイルはかっこいい。かなり。
個人的にも大好きな1曲である。ボーカルテクニックも母音を意識した歌メロに、弾けるシャウト感。
後期ライブのツアービデオや、ツアーレコードも発売すれば良かったのに、と思うくらい生歌がより上手い、そして度美女SEXYかつカッコイイ石川秀美。
リリースされた今16thアルバム:Surは1987年7月13日発売の石川秀美バースデイアルバムであった。
この曲を歌う秀美姉さんがリーダーで、そして皆と共に。と説得力ある処世術を歌う歌詞世界もイイね。元気が出ます。
その頃からよく聴いてよく歌っていた思い出がありますね。この日も部活さぼってLPレコードを買いに当時、新金岡エブリー(ニチイ-サティ-イオン)のイワキレコード屋に買いに行ったな。レコード屋だったよねぇ。レコード針ってボソボソいうと取替え代が高額なんだよねぇ。5千円くらいしたような。
25年前か!?そっか。そうか。そうだなぁ。そりゃ歌詞見なくても歌えるわけだよw
この曲はUGAのカラオケにも入ってるんですが、歌うとなかなか難解だった音階。
LPから時代はCDへと移った1990年代。このアルバムCDはどこで手に入れたのか・・・?思い出すと
難波か、アメ村の中古CD屋であったんだよね。んー確か、三角公園横のポリ署の横のとこw
大学生になった90年代には、百貨店の中古CDセールでもみかけて、今ほど高額ではなかったから入手しやすく、
またレンタル品でもなかったから、音質も良かったのでうまくCDでもこの曲を聴き続ける事が出来た。
ハードがレコードからCDになったように、ソフトもカセットテープからMD、そして、mp3デジタル音源としてでも聴き続けております。
いよいよ、来月に迫りましたね。石川秀美デビュー30周年記念日。真夜中に虹をかけよう。
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