国東のカワタ人生劇場3..旅ガラスに憧れて...

全国旅するミュージシャンに憧れる、、田舎者のブログ

記憶後編

2013-02-03 15:04:00 | ノンジャンル
何なんだこの斜面は。


昨日からの

朝からの流れで



数時間先こんなウッソウとした山の急斜面、一人ぼっち


あるだろうか。




さっきまでジェットバス入ってたやないか。



風呂上がりコーラが心地よかったやないか。



一時間たたずしてふみこんだこともない急斜面に一人。



そりゃ森林浴、身体によさ気なリフレッシュマイナスイオンてきなもん、


風呂上がりに早速身体一面贅沢させて貰ってるよ、


だけどっ!、えっ?



・・・


かなりの不安感が、息を荒くさせた。



体力消耗ハンパない。




振り返ると斜面が滑り台のようだ。



先が見えない。




とにかくゴールを目指そう。

目的果たせばこんなんチャラや。



差し引きゼロや、いやむしろプラスや、



上を目指した。


数十分後、



ゴールとされる神社にご一行がお参り、休憩と思い思いに過ごしていた。





ついた・・・


神社。






しかし、この神社、





こんなとこ記憶にない・・・



あきらかに違うし、無人やろう。




もっと景色が開けていたはず!

こんな森に囲まれた神社やないっ!



なんか迫力はあるよ、いい神社だ!




しかし・・・





・・・僕は、ご一行を遠目に見ながら、

振り返ると

急斜面を丁寧に下った。



こんな格好で彼らの前に顔出すハートはなかった。



駄目な奴だ。



さてここからだ。


絶対に滑ってはいけない。


山をナメてはいけない。



ラバーソールが悲鳴を上げていた。




しばらくすると、


ヤバい、下から話し声がっ。





こんなナメた格好みせたくない。


あきらかに平地な格好を。


山ガール、山男子的な装備された若いふたりが近づいてきた。


狭い道に隠れるとこはない。



僕はさりげなく、こんにちはと、




もしかして山登り同士ならすれ違い様のセリフは違うかもしれないが



僕は

こんにちは


と普段言わない口調でしずかに自然にいった。




山を熟知したであろう二人は少々面食らった感じではあったが、


こんにちはとかえした。





はやく車にたどり着かなければ。





ここは記憶のあの場所とは違う。



しかたない。



また足が向いたときいこう。





今はまだ行かなくてもいいと言うことだろう。




まだこのくらいの悩み、

いやむしろ、現状は自分自身でわかるでしょう、



何をすればいいのか、



・・・



きっとあの時言ってもらった将来とはまだ先やろうと




思いながら




神々が住んでおられる山を後にした。








帰り、




別大マラソン避けて帰ろうとしたのに、







先頭集団から



最後尾までガッツリすれ違い

ノロノロ運転に巻き込まれながら


沿道の応援する人を横目に


一部始終、最高の位置で堪能した。



テレビでマラソン見るの好きだから



いつか生で見たいと思っていたので



まぁある意味ラッキーやないか。




先頭集団とすれ違いざま、




僕は





カワウチ、ガンバレ!




と、




運転席の窓全開にして






思い切り、叫んだ。







最後尾の、


最終ランナーにも






同様、





叫んだ・・・

記憶

2013-02-03 13:29:00 | ノンジャンル
G・A・Pのライブでゴウを見に行った。


実にいい感じや。


打ち上げではメンバー、対バンの方々ともバンドについて話せたし



やはり



まだまだガツンといきてーな。



負けられん。



いろんな思いが込み上げ
・・・



打ち上げもいい感じで盛り上がり(笑)







朝、大分をはなれ





別府へ。




会までは時間がある。



手ぶらで飛び込んだかっぱの湯で、



アルコールをぬいた。


さっぱりした。



まだ早い。いい天気やな。


そうだ、24年前に行った霊能者的な人がいた神社にいこう。


城島より手間やったけ。


なんでもいいとにかくいこう!


僕は何かにかられるように車を進めた。




最近なぜかそこに行きたくて気になっていた。



24年前、友達四人で将来的なものから性格など二、三づつ教えてくれた。




その時言ってもらった俺の将来的なものは今現在なのか、



それともまだ先か・・・





とにかく出会えるものならもう一度出会って、聞きたい。




山を坂道発進しながらのぼった。




この辺りかな、


国道から山道に入った。





斜面がキツイ




アスファルトとはいえでこぼこ感ハンパない。



ハンドル握る手が緊張している。



三速あたりやないと、とてものぼれない。



いったいいつまでのぼるんだ、


不安感がつのる

こんな所やったけ?


なんせシハン世紀前や、記憶がハッキリしない。




うっすらのぼり詰めようとしたとき

ちょいとした広場で登山家達が

いかにも山に登る装備で集まって、山を登り初めていた。


私はかまわず、彼らのパーティーを横目に営業車を走らせた。


数百メートル先、



行き止まり的な感じに。



ヤバいこれ以上先は、行ってはならない。


行ったら死あるのみ。



狭い道をUターンする。




片側は崖や。




怖い。




丁寧に切りかえし。



さっきの広場まで引き返す。


さっきのご一行は脇道から登り初めていた。



彼らもとめている広場に車をとめた。


ここやったかな・・・


ふと目をやると、登山ご一行が登りだした道の入口に

〇〇神社入口的な石碑がある。



ここか?

しかし徒歩で登るにはヤバい斜面、

スラックスにラバーソウルじゃマズイやろう、



先ほどのご一行が見たら、

山をナメんなよと叱責されるはず。


しかし、ここまで来て引き返すにはあきらめもつかない。



行くしかない!


車の入れない柵を越え、



おおよそダメな装備で急斜面を登った。


アスファルトとはいえ落ち葉や苔で滑りやすい。下りるの大丈夫かな・・・



数十メートル先はご一行がいる。



一定の距離を保ちヨタヨタと登っていった・・・



続く。