この冬は記録的な積雪の少なさでどうなるかと思いましたが、案の定八ヶ岳近くに行っても白いのは2000m以上の山の上とスキー場のゲレンデだけ。
エコーラインを登っていって標高1500m過ぎても道路脇にすら全く雪がありませんでした。
結局北八ヶ岳ロープウェイの駐車場まで道路に積雪はなく、スタッドレス履いた意味なし。
家からちょうど4時間で到着。標高1771m。気温は-10℃。
今回はモンベル主催の山歩き講習会・アイゼン編に参加。
本日の参加者は我々夫婦ふくめ7名。ガイドが2名付きます。
ロープウェイで一気に標高2237mへ。気温-14℃。ここまで登るとさすがに雪が積もってます。
さっそくアイゼンを装着。慣れないのでもたもたして時間がかかります。
素手でしていたので指が凍傷になりかけました。
一列になって登山道を進みます。
所々でアイゼンを装着した時の歩き方を教えてくれます。
1時間少々で北横岳ヒュッテに到着。
登っている時は汗ばむほどですが、止まるとすぐに寒くなってきます。
出発してから1時間半ほどで北横岳(2480m)到着。
空の色は八ヶ岳ブルー。
気温は多分-16℃くらい? でも風が強くて体感気温は-20℃以下。鼻水が凍りそうでした。
スノーモンスターというか樹氷も今年はかなり小さいらしい。
目の前に見えるのが初夏に登った蓼科山、2531m。
低そうだけどあっちの方が標高高い。
登山道は風もなく快適でしたが、山頂は強風が吹き荒れていてとにかく寒くて長居できません。
これでも風は弱い方だとか。
下山は1時間ほどでロープウェイ駅に到着して講習会は終了。
登山初心者には敷居が高いと思っていた雪山登山ですが、こういった講習会だと安心して参加できますね。
アイゼンを付けての歩行も思ったより軽快で、かえって夏の雪渓より楽かもしれません。
今回は雪も少なく歩きやすかったのかもしれません。積雪がもっと多かったり天気が悪かったら印象変わってたかも。
中高年+雪山=遭難、というイメージしかなかったのですが、ちゃんと経験を積んで場所と天気を選べば比較的安全に登れそうです。
大金はたいてそろえた雪山装備、無駄にならずにすみそうです。
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