晴走雨読

高齢者ドライバーの問題

自分はここ数年社協で運転ボランティアをしているのですが、先日年一回の講習会がありまして行ってきました。

JAFから講師の方が来て前半は座学、後半実技の内容でした。

実技は駐車場にコーンを置いてコースを2つ作り、そこをキャラバンのリフトカーで運転します。

ひとつはS字のスラロームで、奥の終点まで行ったらそのままバックで戻ってくるもの。もう一つは6mほどの正方形のエリアがあり出入り口はひとつ。そこを入って中で切り返して出てくるというもの。

見た目以上に難しく皆さん悪戦苦闘してまして、特に正方形を入って出てくる方は半分近くの方がギブアップでした。

私はこちらは大丈夫だったのですが、S字のバックの時にコーンを少し踏んでしまいました。

参加者の年齢は私とほぼ同じと思われ60歳台から70歳台。ただ、ひとりだけ80歳台の方がいまして、果たして大丈夫かいなと思って見ていたら・・・

なんと誰よりもスムースにクリア。特に正方形の方は、私は2回切り返したのですが、その方は1回切り返しただけで出てきたのでした。

実はその方、ずっとトラックやバスといった大型車の運転手をされていたそうです。現在は運転ボランティアとしては引退してますが、会長として頑張っておられます。障害者の支援もしてる凄い方です。

 

昨今、高齢者ドライバーの事故がテレビなどで大きくクローズアップされています。先日も浜松で75歳の運転する軽自動車が、下校途中の小学生3人を後ろからはねてしまうという事故がありました。

ブレーキの踏み間違えをしてパニックになり、あちこちに車をぶつけてる老人。インタビューを受けて、もう免許返納ですかと聞かれ「いやいや、オレはまだ大丈夫」と言い切ってる。世の中こんな高齢運転者がうじゃうじゃいると思うと恐怖でしかない。

免許制度も75歳で認知症検査をするなど変わってきてますが、まだまだ追いついていない感じです。

しかし一方でこんなに運転が上手な80歳を見ると、一概に年齢だけで判断はできませんね。

まずは高齢者のみなさんはこうした講習などを受けて、自分の運転がいかに下手かを実感して頂きたい。あとは自動ブレーキとかの安全装置のたくさん付いた車に乗り換えましょう。

 

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