晴走雨読

TOM200に決めた理由 その③

次に注目したのがカムロードベースのキャブコン。

最初に目に留まったのがバンテックコルドバンクス

5m×2mクラスのキャブコンのベストセラーモデルです(多分)。

さすが人気モデルということでソツがありません。

大手ビルダーさんという事でアフターも安心感があり、お値段もまずまず。

もし家族4人で使うとしたら多分これに決めていたかもしれません。



コルドバンクスと比較したのが2大ビルダーのもうひとつ、ナッツRVのクレア。

その中でもスティングというバンク部分が少し低いモデル。

やはりバンクがでかいと重そうだしデザイン的にいまいち。

そもそもバンクベッドは荷物置きとしてしか使わない予定だし。

クレアの一番の特徴はエボリューションという充電システム。

最新モデルは更にハイパーエボリューションという、なんか空を飛びそうなスゲーものがあるそうです。

その分お値段もスゲーです。それとクレアは車幅が2070mmあって、微妙に大きい。



カムロードベースでもう一つ注目したのはAtoZのアンソニー。

非常にオーソドックスな作りですし、バンク部のデザインも割とスッキリしてます。

全幅が1910mmと狭いのも好印象。



最後に行き着いたのがバンテックのZIL480skip。

ZILシリーズは5mオーバーで装備も豪華で値段も高いので最初から対象外でしたが、480skipだけは4850mm×1970mmとコンパクト。

二人旅仕様という事で室内のレイアウトは独特。

リアにコの字型のダイネットがあり、そこを展開してベッドとするものです。

2段ベッド仕様と比べると収納が少なくなりますが、外部収納もあるし狭いながらもバンク部分も収納に使えます。

そしてなによりも他のZILシリーズと同様装備が豪華。トリプルサブバッテリーに家庭用エアコン、電子レンジ、カセットトイレまで標準装備です。

買ってから手を入れる所がほとんどありませんし、オプションもいりません。

そしてお値段も他のZILシリーズと比べると安い。

コンパクトで全高も低いので安定性もあり取り回しも良さそう。

こりゃskipに決まりだな、と一時はそう思いました。




そんな時に新しいキャブコンが発売された事を知りました。

キャンパー厚木のPuppy480です。

その特徴はなんといっても1740mmの全幅。これなら賃貸とかどんな駐車場にも停められます。

その上トリプルサブバッテリーや家庭用エアコンが標準装備でお値段もリーズナブル。

ルーフの形状や内装の細かい所まで考えられていて非常に好印象です。

ただ収納が少ない。

クルマの大きさと収納や室内の広さは相反するものですからどうしようもありません。

クルマが大きくなれば生活空間は広く収納もたくさん設定されますが、その分安定性や取り回しは損なわれます。

クルマがコンパクトになれば生活空間は狭くなりますが、走行性や取り回しが良くなります。

単純で当たり前の事ですが、そこがキャンピングカー選びでは一番悩ましい。


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