<中学時代 その1> 私の通っていた中学校は公立でしたが、当時校則が厳しく、正座・ビンタが当たり前で先生に絶対服従的雰囲気が漂っていました。 私が、その中学で初めて正座をしたのは、入学してわずか2週間足らずでした。 給食の時、何人かの友達とゆで卵についていた塩をこっそり仲の良い友達ののうどんにいれて悪戯をしていたのを、クラスの男子が面白がりあっという間にクラス中が塩入れ合戦になってしまったのです。 そしてエキサイトしていくクラスメイトがプロレスやら、喧嘩やら始めて・・・ドアのガラスを割ってしまったんです。 もち、担任からはクラス全員怒られ、ことの発端となった私たちをガラスを割った張本人は学年指導室に呼び出されました。 学年指導室とは、その学年の担任副担任が集まっている職員室なものです。指導室に呼ばれると床に正座をされ、担任からながーいお説教。在室の他の先生からも何故かお説教や頭を叩かれ、非常に悲しい気持ちになりました。 担任が怒るのは無理はないと思うのですが、他の先生についでに怒られるのは何とも納得がいきません。家族で言えば、悪戯をしてお母さんに怒られ、家に帰ってきたお父さんに怒られ、それを見ていたおばあちゃん・おじいちゃんに怒られ、噂をきいて駆けつけた親戚のおじさん・おばさんに怒られているようなものです。みーんな同じ理由で。 正座をされているときは、「何をやったのか」を次々いろいろな先生に聞かれ、同じ答えをいうことに疲れてしまいました。反省よりもうんざりです。そのうち全く関係のない先生が竹刀を持ち出し、「誰が悪いんだ」と犯人探し・・・。竹刀が目の前をいったりきたりで、生きた心地がしませんでした。 正座から解放されたのは1時間たってからで、みんな足のしびれよりも疲れの表情でした。 この始めての正座で学んだことは、学校は矯正施設のようなところで、絶対服従の世界だということでした。
<中学時代 その2> 私が所属している部活でおきた事件でした。 部活の顧問が2人とも私たち1年生の学年の担任で、市内で何年か優勝から遠ざかっていた顧問は私たちの代に優勝奪還をねらって指導に力を入れていました。 勿論部員はあまり意識がなく、先輩ともそれまでは仲が良かったのです。 冬にウィンドブレイカー・ユニフォームを学年でお揃いのものを購入する事となり、1年生はそれまでのものよりも高価なものを顧問と相談して購入しました。 ある時、1年生部員が2年生の先輩に自慢したことが発端となり、2年生の不満が爆発しました。 顧問も「謙虚さがない」と手のひらを返したように私たち1年生を会議室に集め、正座をさせて目上の人間に対する姿勢について説いたあと、2年生に土下座をさせました。 それでも顧問の怒りはおさまらず、3時間以上も冷たい床の上に正座をさせられました。 板張りの床の割れ目にくるぶしの肉が挟まって、少しでも動くものなら痛みが全身に走るほどになっても、1年生部員は黙って正座をしていました。下半身の感覚は殆どなくなったころ、正座を許されましたが、私たちは誰一人立てませんでした。理由はただ一つ感覚が全くなくなって、足首のコントロールができなくなってしまったのです。無理にたつと捻挫をしてしまうので(それまでの学校生活で学んだこと) 、足を叩いて感覚を戻し、しびれと戦いながらゆっくり体重をのせならしていきました。 全員が立てた頃、顧問の口から出た言葉は、一週間部活の時間のランニングでした。(毎日2から3時間)
<中学時代 その2> 私が所属している部活でおきた事件でした。 部活の顧問が2人とも私たち1年生の学年の担任で、市内で何年か優勝から遠ざかっていた顧問は私たちの代に優勝奪還をねらって指導に力を入れていました。 勿論部員はあまり意識がなく、先輩ともそれまでは仲が良かったのです。 冬にウィンドブレイカー・ユニフォームを学年でお揃いのものを購入する事となり、1年生はそれまでのものよりも高価なものを顧問と相談して購入しました。 ある時、1年生部員が2年生の先輩に自慢したことが発端となり、2年生の不満が爆発しました。 顧問も「謙虚さがない」と手のひらを返したように私たち1年生を会議室に集め、正座をさせて目上の人間に対する姿勢について説いたあと、2年生に土下座をさせました。 それでも顧問の怒りはおさまらず、3時間以上も冷たい床の上に正座をさせられました。 板張りの床の割れ目にくるぶしの肉が挟まって、少しでも動くものなら痛みが全身に走るほどになっても、1年生部員は黙って正座をしていました。下半身の感覚は殆どなくなったころ、正座を許されましたが、私たちは誰一人立てませんでした。理由はただ一つ感覚が全くなくなって、足首のコントロールができなくなってしまったのです。無理にたつと捻挫をしてしまうので(それまでの学校生活で学んだこと) 、足を叩いて感覚を戻し、しびれと戦いながらゆっくり体重をのせならしていきました。 全員が立てた頃、顧問の口から出た言葉は、一週間部活の時間のランニングでした。(毎日2から3時間)
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