舞台は2012年12月。
東京湾を震源とする巨大地震が発生。
首都圏は壊滅的な被害を受けた。
同時に日本政府は国家破綻。
アメリカにもカルフォルニアで大地震発生。
アメリカも国家破綻となる。
首都直下地震で首相も死亡。
政府要人は何故か全員外遊中。
地震で生き残った主人公と妻は、
学生時代に留学先で知り合った旧友を頼りに
無政府状態と経済破綻で、
食糧とエネルギー不足になった首都圏を脱出。
自給自足生活を送るコミュニティに加わり、
生き延びようとする。
というシナリオです。
2011年といえば、民主党政権の時代。
リーマンショックの不景気の影響が残り、
株価等は低迷していましたが、
そこに
1000年に1度の巨大地震。
東日本大震災が発生。
当時は、まだ日本企業も元気。
円も100円を切っていて、
国債や円を買い支える余力が有り
震災後12年経過した今、国家破綻は無く。
現代に至っています。
しかし、例えば2023年8月。
東京湾を震源とする巨大地震が発生。
巨大地震により、岸田総理大臣は死亡。
何故か政府要人は、お盆で全員外遊中であるため、
事態に対処出来ず。
急落した債権と円を買い支えることが出来なくなり
日本🇯🇵が国家破綻。
米国債の最大の購入者であった日本を失い
アメリカ🇺🇸も国家破綻。妄想に成れば良いのですが、
この本に書かれたシナリオは当時よりも高い確率である。
ある意味、恐ろしい内容の本でした。