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セコい将棋オヤジ

棄絹令

今(2023年)の
約78年前
1945年8月
大東亜戦争 終戦。
翌年、新円が発行されて
軍票は紙切れになった。


そのまた78年前
1867年10月
大政奉還
その翌年、新紙幣が発行されて、
藩札は紙切れになった。


これは良く知られて
います。

そのまた78年前
1789年7月
フランス革命。

これも良く知られて
います。

では日本では何があったか?
棄絹令が発布。

調べて見て初めて知りましたが、
今の時代に似ていて
興味深い。

当時、参勤交代で江戸に出てきた
旗本や御家人。
お米で給料をいただき、
これを換金して生活を賄って
いましたが、、
何でも銭のかかる江戸での生活。
下賜されるお米は増えないものの、
インフレによって年々物価は高騰。
札差という高利貸から
借金をする者が多く、
旗本や御家人の財政に
大きく支障をきたす事態になった。

そこで、当時の老中であった
松平定信
勘定奉行の久世広民らを中心に
極秘の計画の元、
準備を進め
5年以上前の借金は帳消。
その他の借金は低利に改めた。
帳消しされた借金が、
国家財政相当になって、
貸し渋りが起こり、
急速な金融恐慌を防ぐため、
幕府が、札差の代表に、
巨額の資金を供給する。
豪商を出資者とする基金を設立し、
幕藩体制の秩序と、
インフレで混乱していた
経済を回復させた。

全く今まで知りませんでしたが、
幕府転覆にもなりかねない
経済恐慌を、無事回復させた。

棄絹令

偉大なご先祖様に感謝!

実はそのまた78年前にも
興味深い出来事が起こっていました。
続きは次回。

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