一昨年からのコロナ禍で
この中で、朝日アマ将棋名人戦。
全国アマ将棋レーティング選手権。
2つの県予選会を主催することができた。
それぞれ4回、2回と合計6回。
大会を開催してしまったわけだ。
かつて神奈川県では、
三崎三浦マグロ将棋大会。
湘南平塚七夕祭り将棋大会。
横浜名人戦。
小田原北条五代祭り将棋大会。
箱根名人戦。
寒川名人戦など。
100名以上の参加者を集めた大会が有った。
これが全部中止となって、
アマ名人戦、支部名人戦以外は、
全部、自分が自費で主催した大会ばかり。
やっていて良く分かるのですが、
将棋大会は儲かりません。
損得だけでは絶対に出来ません。
手間もかかるし、これまでの常識が通用しない。
大規模な大会ではスタッフも大勢必要です。
1人がやりたくても出来ないわけで、
コロナ禍を機に辞めたい人の気持ちも
良く分かります。
2年も大会が中止になっていますから、
これから奇跡的に567が収束して、
世界経済が復活したとしても、
当日受付制で公共施設を会場にした
100名規模の
旧来の将棋大会が復活することはない。
やろう!
という言い出しっぺがいない。
のが最大の理由です。
前置きが長くなってしまったのですが、
今回の全国R選手権神奈川県予選会。
まずは完全事前申込制にしたこと。
会場を将棋センターやサロンにした。
何人参加者が来るか分からない当日受付制では、
余分な盤駒や会場の設営が必要になる。
当然、急に来れない人が何人も出るが、
盤駒や対局時計が足らない。
予定の時間に終わらない。といったいったリスクはない。
また、藤沢将棋センターや金沢文庫将棋サロン。
といった将棋センターや道場を会場にすることによって、
会場設営がほとんど要らないメリットがある。
本業が有り、準備に時間をかけれない者でも、
県代表を選出する大会が運営出来てしまう。
人数も16名限定、24名限定。
少人数で8の倍数。
30分30秒とか、旧来の大会では考えられないような、
持ち時間で大会運営が出来てしまう。
藤沢将棋センターでは席主の岩下さん。
金沢文庫将棋サロンでは須藤さんという
パートナーにも恵まれ。私同様、お互い完璧ではありませんが、
無事大会を成功することが出来ました。
我ながら素晴らしいことだと思います。
やっと本題の結果です。
選手権大会代表は銭本幹生さんと奥村雄太さん。
A級代表は、元奨励会三段やアマタイトル経験者に
勝ち星を上げた
河地慶馬さん、土田晴久さん。
2月11日の大会で代表になった
糸田昂平さん(選手権代表)
八幡龍さん、高森賢さん(B級代表)
と並んで全国大会での活躍が期待されます。