『一期一会』~こだわり工務店の社長ブログ~

地域密着工務店の二代目社長がお届けする、毎日の奔走日記。お客様の為にニシヘヒガシへ!!

地盤調査、立ち会いしてきました!

2015-10-21 23:11:30 | 暮らし

お疲れさまです

 

今日は、朝一番でこれから旭市にて着工する現場の

地盤調査の立ち会いに行ってきました

 

今、何かと騒がれている地盤改良工事を不正処理したこと

大事な構造躯体を支えるその地盤のことは

やっぱり重要です

 

先日も地盤調査を行ったのですが、今回もお施主様が立ち会いされて

じっくりと1ポイントずつ、その点がどのような地層、地耐力があるか

見ていただきました

 

調査方法は・・・・スウエーデン式サウンディング試験

 

先端がキリ状になっているスクリューポイントを取り付けたロットに

荷重をかけて、地面にねじ込み、25センチねじ込むのに何回転させたかを測定します。

スウェーデン式サウンディング試験は5箇所以上の

ポイントで測定をします。

測定箇所は、建築予定の建物の四隅と中央です。

 

地質については、粘土は注意が必要なことが多く、

砂質土・礫質土は比較的固い地盤です。

 

非常に地盤が軟弱である敷地では、スクリューを回転させずとも、

その重さだけでどんどんスクリューが貫入してしまうこともあります。

このような敷地で住宅を建築するのであれば、

しっかりした地盤補強を行うことが前提となります。

 

もちろん、回転させなければスクリューが沈まないなら大丈夫と

いうわけではありません。

 

地盤調査報告書では、N値をチェックする必要があります。

 

N値とは、地盤の強さを表す数値で、これを参考にして基礎の工法(ベタ基礎or布基礎)

を決めたり、地盤補強工事の有無や種類を決めたりします。

 

N値が部分的に高くとも、そのすぐ真下の地盤が弱ければ安心できません。

そのような場合には、しっかりした支持地盤のあるところまで

地盤改良(柱状改良や鋼管杭で補強)することが必要となることもあります。

 

1つの参考としては、地盤の地耐力が20kN/㎡未満の場合や

不同沈下の恐れがある場合には、鋼管杭工法のような

地盤補強工事を考えるようにしたいところです

 


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