さて、高浜港駅から歩いて、かわら美術館に到着。
巨大な、陶器製のしゃちほこが出迎えてくれます。
そして館内には、こんな芸術品が・・・
これ、陶器製ですよ。
さて、この美術館で、「歌川一門の判じ物」展があります。2024、2/4まで。
浮世絵の判じ物です。一種のダジャレのようなものですね。絵じゃれ、って言っていいかも。
その一例。
包丁、なんてね。
こういうのが、浮世絵と共にゴマンと展示されています。
写真撮影は禁止のようでしたが、こういうお笑い系の展示なら撮影してもいいのかな? と、知らずに一枚撮ってしまいました。途中で、撮影禁止に気付きやめましたよ。
でっ、つい、撮ってしまったもの。
市川海老蔵を、絵で表現しているんですよね。絵じゃれ!
こういう人名から、物の名前、行動など、全てを絵でダジャレています。しかし、かなり強引なこじつけも多く見らます。江戸時代の世相を知らないと判読できないものも多くあります。
その作品の数たるや、物凄いです。よく、これだけ集めたと思います。
まぁ、この辺から今や世界に名だたる日本の漫画文化の基礎が出来上がっていたのかもしれません。
さて、美術館の外には小さな陶器公園があります。
近くに陶器製の観音様も見えます。
こんな感じの公園。
私の好きなガゥディのグエル公園を思い出します。ガウディはタイルで表現していましたが、非常に似た感覚だと思います。
帰り道、街中で面白い広告看板を見つけました。
一富士、二鷹、三州瓦
かなり強引だと思いますが、まちがいなく江戸時代の判じ物の精神は現代に受け継がれているようです。(^-^)