東山総合公園とは、「東山動植物園」と駅の反対側にある「くらしの森」を含んだ総称です。
この日は、東山公園駅で降りましたが動物園には行かずに駅の反対側へ歩きます。「くらしの森」という地味な一帯です。(^-^) 観光地ではありませんので、インバウンドは一切来ません。
私は、この里山の家(休憩所兼案内所)から山林へと向かいます。
今は冬の景色ですね。 でも、天気晴朗。
今日は、この長い上り坂を歩きます。 東谷山の急傾斜に比べれば、なんのその。
しばらく周遊してから、「ハンノキ湿地」へ下ります。
あれっ? 山道が整備されている! 少し前は、雨水が下るような滑りやすい道だったのに。
さらに細い山道を下ります。
ハンノキ湿地(湿原と言えるほどの規模ではありません)は、まるで火口湖のように山の真ん中にある窪地の小さな池です。
池に到着。冬枯れで、夏場よりも水位が1mほど低いかも。
でも、姿を現した倒木が何とも言えず絵になっていて幽玄の世界です。
シラサギが居ました。全く逃げる気配は無し。
この日は日曜でしたから、途中、ちらほら人と擦れ違いましたが、平日だと完全に一人になれます。
そのあと、
ユーカリの畑を過ぎて、桜の園へ。
東山動物園のコアラのために、ユーカリを何種類も栽培している畑です。
そこを通り過ぎて車道を渡ると、桜の季節には人で溢れる桜の園。
大きな松の木を発見。
松ぼっくりが尋常の大きさではありません。 ぜひ、一つ欲しいと思いましたが一つも落ちていませんでした。
そうだょねぇ、すぐに拾われてしまうよねぇ。(=_=)
さらに進むと、平和公園(墓地)を右手に見ながら、広場に出ます。 家族連れの人たちが球技や凧あげに勤しんでいました。空間が広いので、風も起きやすく凧揚げには向いているようです。
その向こうが、「猫ヶ洞池」(ねこがほらいけ)です。 やはり冬枯れで少し干上がっています。この池は1664年に農業用水のために作られたそうです。
釣り禁止ではありませんので、釣り人達が楽しんでいました。
ここにもシラサギが居ます。首が長い!長すぎる!
そして、池を半周して振り返ると、平和公園の墓地が見えます。
平和公園は、以前行きましたので今回は素通り。
このコース、東山公園駅から自由ヶ丘駅までは、わずか二駅目、たいした距離ではありませんが中身は豊富です。
私が好む散歩ルートは、どうやら山道を含む森林浴コースのようだと自覚しました。
もちろん、名所・史跡も好きですけれど、名古屋には都市としては珍しいほど、すぐ近くのいたるところに山林ハイキングコースあるのに、それらを放っておくことはないだろうと考えています。(^-^)