私の部屋には、2代目と思われる小さなハエトリグモが居ます。室内ですから、冬眠しません。
このハエトリグモが、実はヤンチャで神出鬼没。
あるとき、トイレの便器の溜まり水の中に小さな黒いゴミがありました。変だなぁ、こんなところにゴミがあるはずないのに・・・と思いながらトレぺで救い上げてみると、それがハエトリグモだったんですねぇ。('ω')
便器の溜まり水に落ちてしまったら、這い上がろうとしても滑って這い上がれないだろう。もし私が気付くのが遅かったら間違いなく溺死していたはず。それに、もし流してしまっていたら、永遠の別れだったはず。
トレぺで救い上げてから手拭きタオルに移しておきましたが、あまり動き回れない様子。そして、タオルから壁に移ろうとしても滑ってしまって移動できない。普段なら平気に移動してたのに、やはり、水中にいたことで何かが変化したのだろう。
それから1時間ほど経過しても同じ。そこで、そのタオルごと部屋の壁に持ってきて、少しざらついているビニクロに移しました。それでも、何回もズッコケながら少しずつ歩き始めましたよ。
外出して戻ってきたら、天井の隅にじっとしていました。
翌朝には、どこかに居なくなっていましたね。
それから2日ほどして部屋のドアーを開けたら・・・ツツ――ッと上から降りてくるものが居ます。
おーーっ、
こんなところに、うちのハエトリグモが! もう、本当に気を付けていないと踏みつけてしまいそうで、うかうか歩けません。
とにかく神出鬼没なので、油断できません。
私のベッドも好きなようで、何回か居ました。寝返りを打ったら、間違いなくつぶしてしまう。今まで、生き延びているのが不思議なくらい。
もしかしたら、小さなハエトリグモにしてみたら、人間が日本一周するくらいの距離感覚を毎日移動しているのかもしれません。意外とタフなやつです。
そろそろ、名前でも付けてあげようかな。(^-^)