15歳(高一)というのは、実にあぶなっかしい年代だと思います。
姫リンゴのように可愛い年代なのですが、制服ではなく私服だと18歳と言っても通ってしまうかもしれません。
前回、18歳のカラオケ友達だった女子が実は15歳なのに年齢を偽っていたことを書きました。しかも、かなりのヤンチャのようでした。
言っておきますが、私は余計なことは何もしていませんよ。カラオケをスポーツ(健康法)のように楽しむタイプですから。ひたすらに歌い合うだけで会話はほとんどしないので、気が付かなかったんですね。
別の15歳の、🍓のイチエさん。
「早く大人になりたい」なんて、ドキッとすることを言いました。
「どうして? 今の法律に守られている年頃のほうが安全だと思うよ」
「自由になりたい」
「自由って、どんな自由?」
「補導なんて、面倒くさい」
「えっ、補導されたことあるの? どんな時?」
「11時過ぎに遊んでいた時」
「えっ、そりゃ一発アウトでしょ。錦あたりをうろついていたの?」
「ううん、普通に近くで」
この人は、自分で15歳と言っていました。
別の15歳の、🍓のイチエさん。
髪の毛を三色に染めていた人。ケータイを落としたはずみに接続できなくなって焦っていた。いろいろ叩いたりして壊してしまいそうだった。
たぶん、SIMカードがズレてしまったのだろう。ピンが必要なタイプだったので近くのソフトバンクに案内してあげたが生憎と定休日。
困り果てて他のショップを探していたらAUの店があったので、そこに飛び込んで直してもらえた。AUのショップは実に親切だった。次回は、AUに乗り換えようと心に誓いましたよ。
その髪がトリコロールカラーの女子は、こんなことを言っていました。
「親から見捨てられている」っと。
自分で15歳と言いましたが、もっと年上に見えましたね。
「門限は7時ころ?」と聞くと「門限はない」と。
スマホが直ったら友達と連絡が取れたので、喜んで帰っていく姿に幼さが垣間見えました。
身なりはおしゃれで、雰囲気もヤンチャ風ではなくむしろ静かで可愛いタイプ・・・色々な家庭があって問題のない家庭は少ないのだろうが、社会のひずみは大きいようだ。
今の家庭構造は一本の大黒柱を中心に回るものではなく、共働きによる忙しい核家庭構造か、シングル親の場合もあるだろう。しかも、親の仕事によっては深夜まで親不在のケースもあるかも。
その結果、夜遊びが出来てしまうことに問題があるのかもしれない。
そんな時に、どのように子育てをしていったら良いのか、社会的システムもある程度は備わり始めているようですが、それらの充実が更に必要なのでしょう。
名古屋ではありませんが、昔、893の愛人になっていた女性と付き合ったことがあります。出会ったのは彼女が29歳の時。
彼女は、中二の頃にいわゆる大人の世界は全て知ってしまったと言います。その後、紆余曲折して893の愛人。しかし、それが不幸とは一概には言えないのが若干の救いかもしれません。
なぜなら地頭が良かった彼女は、パソコンを駆使して愛人手当を株式運用し、いつか、育ての親の家を建て替えてあげたいという夢を持っていました・・・その割には、やっていることはハチャメチャでしたけれどね。
パトロン(お父さんと言っていました)の目を盗んで浮気するんですから、したたかです。しかし、したたかさも生きていくには必要なんですよね。世の中、素直さだけでは乗り越えられないケースが沢山ありますから。(←これは真実)
別の話。
かわいい顔立ちなのですが、どこか、複雑な心理がありそうだった女性。その人が30歳の時に知り合いました。出会いは、バーのカウンター。(^-^)
知っていくと、やはり生い立ちに問題があったようです。10代のガラスのハートの時に作ってしまった、幾つもの傷跡が残る手首。しかし負けん気はあるので、いつの日か背中全体、首下からお尻まで刺青をしてしまったんですね。
それは、強くなりたいという一心からの行動とのことでした。しかし、背中全面に入れ墨をしてしまったら人生の方向性は限定されてしまう。付き合っている彼は、いま、刑務所にいるという・・・そういう世界に関わってしまうのだろう。
その背中を見せるときには自信が溢れているような彼女に、私は複雑な気持ちで接した記憶があります。絵画は好きですが、残念ながら入れ墨は見事でも決して美しいとは思えません。
大変なことを経験しても、それを乗り越えられる人と乗り越えられない人が居る。その辺の対処が難しいところでしょう。
世の中も刻々と変化していくので、この辺は終わりのない課題と言えそうです。(オイオイ、今日はマジ話だけかよ)