文化のみちの二葉館で、乱歩の資料展があるというので雨の中subwayと徒歩で行ってきました。私の愛車、自力2輪式オープンカーは雨に弱いので止むをえません。(^-^)
市役所駅で降りて雨の中を十数分歩きました。展示は9/2までです。
道すがら、県庁の先で巨大なサンゴジュを発見しました! 自然に放っておけば、こんな大木になるんですね~ 感動です。
私の考えでは、雨の日ならば不要不急の人は外出しないだろうから、コロナの心配は少ないと考えてのことで出掛けました。
もちろん、私にとって、乱歩展を見るのは「急を要する」ことです! どっかの女性大臣が、不要不急は主観だと、のたまわっていましたからね。
いつか紹介しました、二葉館です。
その中の一室が、展示室になっていました。
「D坂の殺人事件」を模した展示に、笑ってしまいました。いいですねぇ、こういうの。(^-^)
乱歩の作品は、おどろおどろした作品が多いので、今の人が考える推理小説とは一味異なります。だから、探偵小説と言うほうがいいのでしょう。
私は、昔、乱歩の作品を40作品くらい読みましたが残念ながら内容はほとんど覚えていません。でも、なんとなく乱歩が好きで、池袋の乱歩邸から2分くらいのところに住みました。よく乱歩邸は散歩に行きましたね。いつでも入れるわけではなく内覧できる日は限られていましたが、その辺は散歩コースでした。
乱歩は、晩年の30年だったか40年だったかを池袋で過ごしていたのです。
さて、乱歩がなぜ名古屋に関係があるのか?
それは、三重県生まれの乱歩(平井太郎)が、5歳ころから大学進学前までの青春期を名古屋で過ごしていたからです。乱歩は引っ越し好きで有名でして、一生の間に四十数回引っ越したようですが、その中で、三重県と名古屋と池袋に一番長く住んでいたようです。
そして、名古屋の小酒井不木さんが、江戸川乱歩の才能を見い出した人だからです。
乱歩は名古屋から池袋に行き、私は、池袋から名古屋に来ました。逆ですね~。
それは、乱歩は才能があり、私は才能がない・・・という単純な違いです。(^-^)
それだけのことなのさ~ (ここは、荒木一郎の歌風に読んでください)。 クスン