NHKBSで40年前に放映されたNHKスペシャル「シルクロード」が再放送されていたので見ていたら、当時のウイグル族の人達がイルラム教を信仰しながら幸せに暮らしている様子が写っていた。
それから40年経過した最近のニュースでは、100万人のウイグル人が強制収容されなど、迫害されている実態が伝えられている。また、イスラム諸国がイスラム教信者のウイグル人の迫害に対してどのように考えているかも知りたくなったのでインターネットで調べてみたのでその一部を紹介します。
〇ウイグル族が迫害される理由
①中国共産党は強いイスラム教の復権が政権を脅かされないかと恐れている・・イシラム教徒が力を復活させれば、ウイグル族以外の部族にイルラム教が拡大、宗教全体が活力を散り戻してしまい、各宗教の信者が力を合わせて中国共産党の支配を凌駕する日が来るのではないか、と恐れている。
②ウイルル自治区の豊富な天然資源・・1980年代後半に、新疆ウイグル自治区には莫大な量の油田、天然ガスなどが発見された。現在、石油、石炭、天然ガスは中国全体の約30~40%。豊富なレアアースもこの地域の潜在力を高めている。
③一帯一路構想の起点・・習近平共産党政権が掲げる一帯一路は、現代版「植民地政策」と揶揄される。中国による世界経済の支配がその狙い。各国をチャイナマネーで借金漬けにさせて、支配下におくいわゆる「債務の罠」がその実態。
〇なぜ中国のウイグル人弾圧にイスラム諸国は沈黙するのか?・・専門家と人権活動家はその理由について、イスラム諸国は中国からの経済的な報復を恐れていると述べた。またアラブ諸国も人権問題に関しては悪しき実績を持ち、自国の問題に注目が集まることを避けているとの指摘も多い。
以上、資料の一部を紹介しましたが、精しくは添付した資料で確認してください。
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