6月16日、姶良市加治木福祉センターにおいて「くも合戦大会」が開催されました。
「くも合戦」の由来は文禄・慶長の役において薩摩の殿様、島津義弘公も加治木から多くの兵士を連れて参戦し、その陣中で義弘公が兵士を元気づけ、励ますために、こがねぐも(メス)を集めて戦わせたのが、始まりであると伝えられています。
8時から「優良ぐも」の受付、その後「開会式」が始まり、国歌斉唱、優勝旗返還、絵画、書道コンクール表彰、会長あいさつ、来賓祝辞、ルール説明で、開会式が終わりました。
9時10分から「優良ぐもの部」の審査が舞台上で行われ30匹エントリーした中から審査員による厳正な審査の結果、1位~3位までが決まりました。
9時40分から「合戦の部」が開始され、「大人の部」2箇所と「子供の部」1箇所に分かれて、参加者は一人3匹づつ、、約400匹を、棒の上で戦わせ、審査員が勝敗を決めました。
3勝したら次のクモと交代して3匹エントリーしたクモの勝ち点の合計で順位が決まりました。
13時30分からは「王将戦の部」が開始され、3勝したクモだけをトーナメント方式で戦わせて優勝が決まりました。
15時00分から「閉会式」が始まり、成績発表と表彰式がありましたが、「大人の部」で鹿児島市から参加した人が「優良ぐもの部」と「王将戦の部」で優勝しましたが、「合戦の部」では5位でしたので3冠は達成できませんでした。
優勝者には賞状、優勝旗、トロフイーと多くの賞品が授与されていました。
受付で配布された抽選券による「お楽しみ抽選会」が最後に行われ、特賞は自転車が2台あり、いずれも女性が当たって「くも合戦大会」の全ての行事が終了しました。
天候に恵まれ、県内各地及び熊本、大分、宮崎からも多くの参加者があり、「くも合戦大会」を盛り上げていました。
福祉センターの1階には「絵画」「書道」作品の展示と共に「くも合戦」の由来、クモに関する資料などが展示され、多くの人が訪れていました。
私は開会式から抽選会まで参加し、くも合戦の魅力が少しは理解できるようになったので、来年も参加したいと思っています。
くも合戦の試合が始まる前の正面会場
絵画、書道コンクールの表彰式
優良ぐもの部の審査結果発表
合戦の部の試合開始(大人の部、正面会場)
合戦の部の試合開始(大人の部、第2会場)
合戦の部の試合開始(子供の部の会場)
王将戦の部(大人の部)の決勝戦
王将戦の部(大人の部)の成績
合戦の部(大人の部)成績の一部
優勝くも(「優良ぐも」と「王将戦」の二冠を達成)
表彰式
抽選会
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