読書して目が疲れないように大活字本シリーズ「江戸打入り」(上下)(半村 良 著)を姶良市中央図書館から借て11月18日に読み終わったので一部を紹介します。
この本の主人公「鈴木金七郎」の家は武士であったが、主人公以外の男子の親兄弟は主人公が幼い時に戦死したため、女子の中で育ち、跡取りとして期待されていた。
しかし、戦場に徴用されることになり、雑兵として比較的安全な普請等を行う部隊の護衛の役で徳川家傘下の小藩の部隊で参陣するが、頭角をあらわして、足軽隊長の一人に抜擢される。
秀吉の小田原攻めと家康の関東移封という時代背景の中で、雑兵など末端の人達の視点で書かれた異色な時代小説として楽しむことができました。
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