ザ・リバティ2022/3月号に【危うい日中関係「日本は西側同盟から締め出されたいのか」】の記事が掲載されていたので紹介します。
【記事の概要】〇トランプ前政権で国防戦略構想の中核を担った人物が、日本の二股外交に警告を発した。・・・中国共産党が企業部門にどの程度影響を与えているか知りませんでした。そこで我々は「戦うことなく勝利する」と名付けた非公式会議を重ね、認識を高めました。それによりメンバーは、経済戦争や心理戦、法律戦や貿易戦争といった「軍事力以外の手段に訴え、西側の秩序を利用し自らはルールに従わず優位に立つ」という中国の戦略(超限戦)に注目するようになったのです。・・・
〇日本は中国軍に国を護ってほしいのか?・・企業は中国でのビジネスが大いに儲かると考え、自国政府に一貫した対中政策を遂行しないようロビー活動を行っているのです。・・私は「中国共産党と経済関係を維持するということは、必然的に中国を(運命を共にする)パートナーに選んだことを意味し、つまりは中国軍に日本を護ってもらうようなものなのです」と伝えています。
〇いずれアメリカは同盟国に踏み絵を迫る・・いずれアメリカは同盟国やパートナーに「自由陣営に参加するか否か」の選択を迫ります。・・中国との経済関係を維持するのであれば、同盟システムから切り離され、中国人民解放軍が彼らの新たな安全保障パートナーとなります。・・中国側に与した国は「自由社会」で生まれる先端技術や人材、資金、イノベーションを享受することはできなくなります。
〇米企業を操り独裁統治を輸出する中国共産党・・中国共産党は「中国の政治体制はコロナ封じ込めに効果的で、全ての国家は中国の共産主義的政治体制を採用すべきだ」とし、彼らの価値観および原則を、アメリカをはじめ外国企業を通して世界に発信させています。・・だからこそ私は「中国共産党が民主主義への最大の脅威だ」と言っているのです。
以上、記事の一部を紹介しましたが記事をスキャンして添付します。
※写真をクリックすると拡大し2回クリックすると更に拡大します。左上の←をクリックすると戻ります。