6月16日(日)、姶良市加治木福祉センターにおいて、姶良市加治木町「くも合戦大会」(2019)が開催されました。
今年の大会は島津義弘公没後400年記念・日本ユネスコ協会連盟プロジエクト未来遺産2018登録の記念すべき大会のため関係者も出席していました。
「くも合戦」の由来は文禄・慶長の役において薩摩の殿様、島津義弘公も加治木から多くの兵士を連れて参戦し、その陣中で義弘公が兵士を元気づけ、励ますために、こがねぐも(メス)を集めて戦わせたのが、始まりであると伝えられています。
大会スケジュールによると、8時から「優良ぐも」の受付、8時30分から「開会式」が始まり、優勝旗返還、絵画、書道コンクール表彰、会長あいさつ、来賓祝辞、来賓紹介、ルール説明となっていますが、私は8時30分の開会式から参加しました。
開会式が終わってからボランティアで参加している加治木工業高校吹奏楽部による「川の流れのように」「YMCA」の2曲が演奏され大きな拍手が送られていました。
9時10分から「優良くもの部」の審査が舞台上で行われ35匹エントリーした中から審査員による厳正な審査の結果、1位~3位までが決まりました。
9時30分から「合戦の部」が開始され、参加者124名が「大人の部」「子供の部」に分かれて、参加者は一人3匹づつを戦わせ、審査員が勝敗を決めました。
3勝したら次のクモと交代して3匹エントリーしたクモの勝ち点の合計で順位が決まります。
合戦の部が終わって、王将戦が始まる前に奈良県から参加され蜘蛛について各地に出向いて研究されている専門家のインタビューがあり、蜘蛛に関する様々な質問に答えておられ、理解を深めることができました。
1階では「くも展」が展示され、くもの生態やくも合戦の説明と絵画、書道コンクールの入賞作品が展示されていました。
13時30分からは「王将戦の部」が開始され、3勝したクモだけをトーナメント方式で戦わせて優勝が決まりることになっており、大人の部と子供の部に分かれて合戦が行われました。
15時30分から閉会式が行われ、結果発表、賞品授与の後にお楽しみ抽選会が行われ特賞の自転車にボランティアで参加していた加治木工業高校の生徒が当たり喜んでいました。
くも合戦の様子を写真で紹介し、資料の一部をスキャンして添付します。
会場入り口
受付
開会式会場全景
絵画・書道コンクール表彰
来賓祝辞・・姶良市長
来賓祝辞・・日本ユネスコ協会
ルール説明
加治木工業高校吹奏楽部の演奏
優良くもの部の審査結果の発表
合戦の部の開始
会場全景(右側が大人の部)
左側手前(子供の部・大人の部)左側奥(子供の部)
島津義弘公没後400年記念のPRのため訪れた関係者
絵画・書道コンクール表彰者作品の展示・・1階
奈良県から参加された専門家のインタビュー
「王将戦の部」の開始
結果発表・・表彰式
抽選会・・ボランティア参加の加治木工業高校生に特賞の自転車が当たる
閉会のあいさつ
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