2月24日〔土)姶良歴史ボランティア協会主催の明治の加治木を歩く(西郷ゆかりの地めぐり)が姶良市加治木町で開催されました。9時20分までに姶良市加治木総合支所に集合して受付を済ませ、開会式の後に姶良歴史ボランティア協会の皆さんの案内で約2時間半、歩いて見てまわりましたので、概要を紹介します。
【コースの概要】・・①御船手跡(船の発着所)⇒船手跡地と思われる痕跡の石畳 ②森山家(主屋・土蔵・作業場)⇒国登録有形文化財 ③森山安之助宅跡⇒西南の役出陣の時に西郷が宿泊した住宅跡 ④招魂社跡⇒薩軍の先発隊が出発するときに参拝した招魂社跡 ⑤端山神社⇒神社の鳥居脇に「川上親晴、立志の地」の標柱 ⑥岩村県令居所跡⇒元加治木町長曾木隆輝家の表座敷跡 ⑦詳矛神社跡⇒現在の護国神社のところに詳矛神社があり、西南の役では参拝して出発した。⑧私学校分校跡⇒鹿児島に創立された私学校の加治木分校が現在の柁城小学校の場所に設置された。 ⑨仮県庁跡⇒西南の役で鹿児島が兵火にかかったため、仮県庁が加治木島津家屋形の御対面所を使い1年間置かれた。⑩加治木郷土館⇒篤志家の寄付によって郷土館(現加治木図書館)が設立され、その後旧町立図書館跡地に鉄筋2階建ての現在の 郷土館が寄贈された。現在、2018新春企画展 「明治維新150年」が開催されています。
【コース毎の説明】・・コースごとに姶良歴史ボランティア協会の皆さんが交代で説明されましたが、②森山家(主屋・土蔵・作業場)だけは、現地にいる姶良市の担当者から直接説明を聴き資料もいただきました。詳細については添付資料を参照してください。
今回参加して、加治木地区は明治に関する歴史的な場所や遺跡などが多数あることを改めて知ることができたので参加して良かったと思っています。
今回の様子を写真で紹介し、資料をスキャンして添付します。
出発前の開会式・・姶良市加治木総合支所前
①御船手跡(船の発着所)⇒船手跡地と思われる痕跡の石畳
御船手跡(船の発着所)前で澪標(水路標識)を説明する姶良歴史ボランティア協会員
森山家(主屋・土蔵・作業場)入口の門
森山家(土蔵)の前で姶良市の担当者の説明
森山家(主屋)の前で姶良市担当者の説明
森山家(主屋)の内部で姶良市担当者の説明
森山家(作業場)の中で姶良市担当者の説明
森山家(作業場の遺跡)で姶良市担当者の説明
⑤端山神社の鳥居脇に「川上親晴、立志の地」の標柱について説明する姶良歴史ボランティア協会員
⑥岩村県令居所跡(元加治木町長曾木隆輝家の表座敷跡)について説明する姶良歴史ボランティア協会員
⑦詳矛神社跡(現在の護国神社)について説明する姶良歴史ボランティア協会員
⑧私学校分校跡(現在の柁城小学校)について説明する姶良歴史ボランティア協会員
⑨仮県庁跡の標識
⑩加治木郷土館 について説明する姶良歴史ボランティア協会員
2018新春企画展 「明治維新150年」の看板
2018新春企画展 「明治維新150年」の看板
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