令和3年度「加治木ゆずり葉学級」が10月21日9時30分から、姶良市加治木総合支所(多目的ホール)で開催されました。
ゆずり葉学級は高齢者が、いろいろな学習や活動に積極的に参加し、お互いに交流を通して絆を深め、地域社会に寄与しながら、高齢期を人生の最も充実した時期として、明るく楽しく健やかに生きることを目指して、今年度は姶良市内の6箇所で開設されました。(加治木ゆずり葉学級には32名が参加)
〇開会・・事務局より今回のテーマ、「人権学習」の説明と講師:鹿児島市中央公民館長 常深 透 先生の紹介がありました。
〇講師の自己紹介・・教育委員会勤務では人権問題を担当し、中学校校長を退職後は鹿児島市中央公民館長として講師を依頼された場合は各地で講演活動をしていると自己紹介されました。
〇講演の概要・・パワーポイント・音楽CD・レジュメを使用して人権問題を分かりやすく説明されたので、その一部を紹介します。
●はじめに・・「船戸結愛ちゃん5歳の手記」から気付かされること・・様々な人権問題(画面参照)
●第1章「人と人と絆」の醸成・・①人の性のあり方・・「性自認」に関する人権課題、「性的指向」に関する人権課題 ②絆とは・・③「Mom」・・見つめる・思いをめぐらす・向き合う ④人と人との絆を実感していくために(紹介曲・・糸)
●第2章「自己肯定感」の自覚・・①自分の「よさ」や存在感について・・「自分のよいところがあると思いますか?、「将来の夢や目標」を持っていますか? ②自己肯定感とは・・③合理的配慮の提供 ④精神的な合意配慮の提供のために ⑤リフレーミング(フレームを変えて)の視点の活用・・リフレーミング辞典(紹介曲・・アイノカタチ)
●第3章「自尊感情」の高揚・・①自尊感情とは ②「自分らしさ」を根拠にするために ③プロジェクトXを日常化するために(紹介曲・・ヘッドライト・テールライト)
今回の講演は紹介曲の歌詞と講演の内容を結び付けたユニークなもので、人権問題という難しいテーマを興味を持って受講することができました。
講演が終わった後に事務局より講師へのお礼の言葉があり、大きな拍手で講演会を終了しました。
〇閉会・・事務局より次回講座の一日研修及び資料の説明があり、感想文を書いてから散会しました。
パワーポイントの画面等を写真で紹介し、資料をスキャンして添付します。
開会前の会場全景
講師自己紹介
講演開始
講演の途中
講演の最後
事務局の説明・・閉会
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