真宗大谷派(東本願寺)報恩講は11月14日~18日まで真宗大谷派(東本願寺)鹿児島別院で実施されましたが、私は11月18日10時~出席しました。
〇勤行・・事前に配布された「改悔文」を全員で唱和してから勤行が始まりました。笛・太鼓と共に読経が始まり、途中で儀式が行われ、その後、再び笛・太鼓と共に読経があり勤行が終わり休憩に入りました。
〇帰敬式(鍵役剃刀)・・今回帰敬式を受ける5名が仏前に並び読経の後に僧侶により鍵役剃刀が行われた後に、5名の法名が読み上げられて、それぞれ法名が授与されました。その後、帰敬式を受けた5名を代表して誓の言葉が述べられ帰敬式が終わりました。
〇帰敬のつどい・・法名は仏の弟子となったことを現す「釋」の字の後に、仏教の言葉の中から、それぞれ法名が決められ、仏教の教えを生かした生活をすることが期待されているとの話の後に、今回帰敬式を受けた5名と帰敬式を行った僧侶と共に記念撮影が行われて、帰敬のつどいが終わりました。
〇法話・・【講師】京都教区石東組明覚寺住職 【講題】親鸞聖人の人間観
講師の自己紹介の後にホワイトボードを使って法話がありましたが、私の席はホワイトボードから最も遠い席の為、書いてある字が読めず、声だけで判断することになったので内容が理解できない所もありましたが、私の理解の範囲で述べてみます。
●報恩講の意味について・・親鸞聖人をはじめ、お念仏の教えに生きてこられた先達に思いをいたし、その恩徳に感謝し報いる。
●親鸞聖人の人間観・・①他の命を奪って生きている ②他を傷つけて生きている ③自己中心に生きている
※親鸞聖人の遺言・・往生(死を迎える)した時は体は鴨川に流して魚に食べさせるように・・親鸞聖人より前に生きた「往生10人」という往生際が見事だった話の中に、遺言で死体を野生動物に提供した人の話があり、その人を親鸞聖人は尊敬していた。・・(法話の一部を紹介)
〇閉会のことば・・真宗大谷派(東本願寺)鹿児島別院の輪番より、多くの皆さんの協力により報恩講が無事に終了したことに対して感謝の言葉がありました。
〇報恩講おとき・・報恩講が終わってから、隣の大谷会館で親鸞聖人の遺徳をしのび、「報恩講おとき」をいただきました。
※今回の報恩講の様子を写真で紹介し、資料の一部をスキャンして添付します。
東本願寺鹿児島別院
掲示板
「改悔文」を全員で唱和
勤行(読経)の始まり
勤行(読経)の終了
帰敬式の始まり
鍵役剃刀
法名の授与
誓の言葉
帰敬のつどい
帰敬のつどい・・記念撮影
法話の前の祈り
講師の自己紹介
ホワイトボードを使用して法話の始まり
法話の最後
閉会あいさつ(輪番)
おとき会場
【資料】