「いきいきサロン・ひまわり」は姶良市加治木町新生町の高齢者と共に楽しむ会ですが、11月14日は姶良市の福祉バスで西薩摩の名所などを訪ねました。
錦江駅前を8時40分に出発して、いちき串木野市の金山蔵で金山の歴史と焼酎作りについて説明を聞いてから、トロッコに乗って700メートル移動して坑内で説明を受けました。
坑内では鉱山が稼動していた時代の機械や道具、金山蔵になってからの焼酎の貯蔵方法などを見た後に、島津義弘公を祭ってある開運神社、黄金の観音像などを見てからトロッコに乗って帰り、お土産を買ってから昼食場所のある日置市の蓬莱館へ移動しました。
蓬莱館で昼食と買物を済ませてから冠嶽園へ移動して現地ガイドさんの説明を聞きましたが、秦の始皇帝の使いで不老長寿の薬を求めて冠嶽を訪れた徐福の話や廃仏毀釈で寺院が破壊された跡に、約20年前に中国式庭園である冠嶽園が建設された経緯などの話がありました。
冠嶽園を出て徐福の大きな像が立っている場所まで移動して景色を眺めてから帰路につき、予定の時刻の16時30分頃に帰り散会しました。
今回は、案内係りを引受けたKさんが下見をしてから計画から現地との連絡まどを担当したので順調な旅となりましたが、当日のサポーターの役割として案内係り以外にも総務(人員把握、救護)、会計庶務、写真、司会進行、歌(ハーモニカ)、ハンデキャップケアなど役割を分担しました。
バスの中ではハーモニカの伴奏で歌を歌ったり、地域の人がつくった薩摩狂句の紹介や、地域行事の紹介などもあり、高齢者がお互いに助け合って楽しいバスの旅となりました。
これからも地域の一員として行事には積極的に参加して交流を深めていきたいと思っています。
錦江駅前に集合して出発前
金山蔵で説明を受ける
トロッコに乗って坑内へ
串木野鉱山稼動時の巻上機
坑内にある焼酎甕
坑内にある 開運神社
坑内にある観音像
中国式庭園 冠嶽園
徐福の像
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